ここではMagSite1(Version 0.22以降)の管理者認証システムについて説明します。
基本はWindowsに登録されたIDとパスワード §
 MagSite1を管理したり、コンテンツを書き込むには、認証が必要です。
 通常のセットアップでは、Windows認証が行われます。つまり、Windowsに登録されたユーザーIDとパスワードにより認証されます。
2種類の管理者ID §
 しかし、Windowsに登録された全てのIDで認証できるわけではありません。
 MagSite1に有効であると登録されたIDでのみ認証されます。
 このようなIDは、更に2種類に分けられます。
 これを、マスターIDと一般ライターIDと呼びます。
マスターIDとは何か §
 マスターIDは、全ての管理操作ができるIDです。
 主にIDを管理するためのIDです。
 IDは1つだけ登録でき、初期状態で、Administratorという名前になっています。
 これは、あとから変更できます。
 マスターIDは1つのMagSite1に1つだけ登録できます。
 マスターIDでログオンした場合のみ、最上位キーワードの管理ページ(【▲】の管理ページ)に、マスターIDの変更と、一般ライターIDの追加削除項目が表示されます。
一般ライターIDとは何か §
 一般ライターIDは、IDの管理以外の操作ができるIDです。
 主にコンテンツの作成に使われます。
 一般ライターIDは複数登録できます。また、各キーワードごとに登録できます。たとえば、キーワードsystemと、キーワードnovelに、異なるIDを作成することができます。
 登録された一般ライターIDは、そのキーワードの全ての下位キーワードに有効となります。
 一般ライターIDを追加、削除するにはマスターIDの権限が必要です。
ID作成と変更上の注意 §
 これらの機能は、あくまでWindowsに登録されたIDの中から、特定のIDのみを有効にする機能しか持っていません。
 たとえば、一般ライターIDとして文字列を登録したとしても、それだけでWindowsに新しいIDが登録されるわけではないので、そのIDで認証することはできません。
 新しいIDを登録したり、IDを変更する場合は、そのIDと同じ名前のIDがWindowsに登録されていることを確認してください。
 同様に、IDを削除しても、WindowsのIDが削除されるわけではありません。