「全員そろってるかーっ? 遅れた者はいないかー?」
「ブライト艦長ー!! リュウさんがいません!」
「なに! おおかた途中でなにかと戦ってるだろう!? おーい、ハヤト、ちょっといって呼んでこい」
「はいっ!」
「なにと戦ってるかわからんから気を付けろよ!」
「ひぇ~~」
そしてハヤトは目撃したのです。
エレカと激闘を繰り広げるリュウのコアファイターを!
「やは。G田中一郎くんだよ」
「あ、ロボットだ」
「ロボットじゃないよ、モビルスーツだよ」
「えー、私が連邦軍のレビル将軍です」
「うぉ~~~、レビル将軍万歳!」
「今や、連邦軍でレビル将軍と言えば、私一人です」
「って、クローンが何体もあるんか?」
「待ち合わせ予定のミデア輸送隊、来ませんね」
「もしかして待ち合わせ場所を間違えたんだろうか」
2時間経過……
「ミデア輸送隊、ただいま到着。なんとか間に合ったようですね」
「もう、2時間も過ぎてますが」
「連邦では、前後に2時間の余裕を取る連邦標準時間が使われているのを知らなかったのかしら?」
「すまないな、ミライ。私が寝ている間、艦長代理を頼む」
「ええ。ゆっくり寝ていてね、ブライト。私が艦長になったからには……。ホワイトベースを3年で優勝をねらえるチームにしてみせるわ」
「3年も寝かせておく気か」
「キシリア閣下。とうとう、最新鋭モビルアーマー、アッザムが完成しました」
「うふふ、これで、あの憎き連邦軍を廃部にしてやるわ。あのふざけたニュータイプ部隊とやらに、どれほど煮え湯を飲まされたことか。さあ、部室争奪戦に出撃するわよ」
「部室ってなんですか?」
「オデッサのことに決まってるでしょ?」
「げ……」
「?」
「ぐ……」
「?」
「が……」
「どうかしましたか?」
「上半身逆向き……」
「ああ、これは空中換装でAパーツを逆に付けてしまいました」
「人間わざじゃない」
「モビルスーツですから」
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