5人のガンダムは、次々とジオンの戦闘員を蹴散らしました。
「うぬぬ。おのれ、ゴガンダムめ」とザク仮面は大げさな身振りで怒りました。
「ザク仮面よ。ゴガンダムを彗星時空に引きずり込むのだ」とどこからともなく、ジオンの首領デギン・ザビの低い声が響きました。
「彗星時空発生!」とザク仮面が叫ぶと、画面が突然真っ赤になりました。
そうです。
赤い彗星時空では、ザク仮面は通常の3倍の速度で動けるのです。
危うし、ゴガンダム!
「よし。ゴガンダム・ストームだ!」とガンダム・ホワイトが叫びました。
「いいわね、行くわよ」と突然女言葉になったガンダム・ホワイトがガンダムハンマーを蹴りました。「ホワイト!」
「って、ホワイトは他に3人もいるんですけど、誰?」とゴガンダムは大騒ぎです。
それでも何とか、5人のガンダムはガンダムハンマーを蹴ることに成功しました。
「ふぃに~~~~っしゅ!」
ガンダムハンマーを叩き付けられてザク仮面はその場に倒れ込んで、爆発しました。
しかし、ザク仮面は生命の危機に瀕すると巨大化する特技があったのです。
「ぐお~~~。ザク進化~~~。ゴガンダムめ、踏みつぶしてくれる~~~」
「このままでは危ない。よし、ガンダムロボを呼ぼう」
よい子は、もともとロボットのガンダムがロボットを呼ぶなんて変だと思ってはいけません。
やがて、巨大なメカが、空から舞い降りてきました。
「よし、みんな乗り込むぞ!」
「おう!」
のんきに「おう」なんて言っている間にやっつけちゃえばいいのに、とよい子は思ってはいけません。
さて、5人が乗り込むと謎のメカは、サイコガンダムに変形しました。
「ちょこざいなぁ」とザク仮面はヒートホークを振りかざして迫ってきました。
よい子は、こんな大きなヒートホーク、どうやって製造したのだろうと考えてはいけません。
しかし、ゴガンダムは慌てず腰の剣を抜きました。
やっぱり、よい子は、こんな大きな剣をどうやって製造したのだろうと考えてはいけません。
「地球圏、落雷稲妻落とし」とサイコガンダムは、剣を振り下ろしました。「重力に魂を引かれて落ちよ剣!」
ここでよい子は、地球圏? それとも地球剣?などと悩んではいけません。単なるダジャレですから。
ついにザク仮面は倒れました。
でも、これが最後の敵ではありません。
より強力な怪人を、ジオン公国は次々とジオン驚異のメカニズムで製造中なのです。
戦えゴガンダム。
負けるな、機動戦隊、ゴガンダムッ!
そこで、よい子は、主役が負けるわけがないじゃん、と思ってはいけません。
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