今日はストーリーのクライマックスというべきか、多くの出来事が平行して発生しました。
ベアがミミルに隠していた情報がミミルに漏れたこと。
司が自発的にやる気を持ったこと。
キーオブザトワイライトへの道が開かれたこと。
昴がクリムに甘えるような態度を取れるようになったこと。
BTとベアが決別したこと。
その他もろもろ。
しかし、あえてベアの「分からないということが分かっているだけマシだ」という台詞にこだわってみたいと思います。
これは、分かっていないということすら分かっていないという状況は最悪であることを意味していると思います。つまり、何か問題を抱えているとしても、何が問題であるかも知ることができない状態です。つまり出口がありません。それに対して、分からないということが分かっている状態というのは、分かっていることと分からないことの区別が可能だということです。と言うことは、分かっていることは横に置いて、分からないことに集中的に取り組めば問題を解決できる可能性があると言うことです。つまり出口があります。
そこから言えば、問題を解決するための第一歩は、分かっていることと分からないことの区別を付けることにあると言えます。
今回、ベアがそんなことを言ったのは、その区別がベア自身に付くようになったことにより、雲を掴むような話が、追求可能なテーマに変化したからでしょう。それは偉大な進歩です。
それにしても、クリムの「バージョンアップキャンペーンに乗った」という台詞はなんだか妙にリアリティがあって面白いですね。
と~のは、こんな台詞を書ける伊藤和典さんを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。