2002年08月08日
トーノZEROアニメ感想ふぉうちゅんドッグす total 2406 count

妙なところで安直な子供向けアニメであることを拒否する尖ったアニメ

Written By: トーノZERO連絡先

 今日は、敗北して現役引退する老野良犬リョウマのその後を描くエピソードと言えますが。実際、単なる「犬が可愛い」アニメとして、ハム太郎路線を目指すことも可能であったと思われるのに、あえてそうではなく、老犬の醜態を、子供犬フレディーの視点から見るという人生の奥行きに迫ろうかという内容を選んでいるあたり、なかなか見所があります。

 しかし、そういう尖った路線を選ぶことは諸刃であって、子供の視聴者がついてこられない可能性もあります。

 それでも、この作品が持つ「大きな可能性」について、と~のは注目したいと思うのです。

 とりあえず、関修一キャラクターデザインのアニメが見られるだけでも名劇系アニメのファンには美味しいと思うし、その他にもマニアックな見所はいろいろあると思います。

 と~のは、こんな面白いアニメを監督している斎藤博さんを応援しています。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。