ヒカルの碁関連書籍として、こんな本があるのをご存じですか?
ヒカルの碁勝利学
石倉 昇
集英社インターナショナル
ISBN: 4797670509
ヒカルの碁の最初の方で、ヒカルが出向く以後教室を指導している白川七段のモデルになった棋士が著者です。ヒカルの碁を引用しながら自分のことや囲碁のことを説明する内容です。
実際にプロ棋士の立場から、経験を元に様々な面白い話をしてくれるのはこの本の長所です。夢を壊さない語り口も悪くないと思います。実際、この著者が、院生ではなく外来としてプロ試験を受けたくだりは、なかなか面白いと思いました。
逆に、短所としては、内容が少なく踏み込みが狭いことですね。まあ、コミックス程度に慣れた読者を想定したら、あまり深いこと、厳しいことは書けないのかも知れませんが。
興味深いのは、囲碁は老人でも強くなるという話でした。単純な論理的な分析だけで勝てないゲームであるということのようです。こういう話は、既に若者を終わってしまった人(お兄ちゃんとか)には勇気づけられるようです。
と~のは、読者のレベルに合わせて漫画まで引用しながら本が書ける石倉昇さんを応援しています。
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