今頃やっと中を見て、感想を書いてますが。
(そういえば、7月号は入手編だけあって、感想編がない!)
まず、関智一のレッドマン。なんか、これが良い感じなのですよね。特撮ヒーローのガレキというのは、ちょっとノリが違うという感じがあったりするのですが。これは、それが作品としてきっちり独り立ちしているというか、それ単体で1つの雰囲気を出していると思います。レッドマンを知らない人が見ても、何か感じるものがあるのではないでしょうか。本当のことを言えば、私はレッドマンを一度も見たことがありません。ウルトラファイトはちらっと見たことがあるような気がしますが、レッドマンはまったくありません。それでも感じるものはありました。
それから、読者コーナーの1/700駆逐艦雪風。これは絶句ものです。常連艦船モデラーではなく、1読者がいきなりこれですか。壮絶です。ますます、艦船模型は作れなくなってしまいます。
面白かったのは、1/72 川崎キ78陸軍高速研究機 研三。昔の日本の機体でありながら、軍用ではなく、あくまで速度を追求するための機体というのが良いですね。こういう機体があるというのも面白いし、それがキット化されるというのも面白いです。
新製品関係では。
まず、イエローサブマリン、1/12000の銀英伝シリーズ。これが欲しいわけではなく、どうしてラト姫物語では駄目なんだ、と思いつつ。
それから、トランペッターのエセックスの写真をしげしげ見たり。
ちょっと興味を引かれるのは、タミヤの1/35 アメリカ現用装備セット。弾薬箱、スリーピングバッグ、マット、水ポリタンクなどがセットされている、というのは良いですね。戦車は要らないですが、こういう模型と兵士の模型があれば、なかなか人間味のあるダイオラマが作れるでしょう。時間がないので作りませんが。
あと、M2A2スーパーブラッドレーもちょっと興味がありますね。戦車ではないからこそ、興味を引かれます。
その他、1/50 74式アスロックSUM発射機。男らしい魅力に溢れているキットに見えます。どうせ作れないから買わないけど。護衛艦そのものではなく、その艦上の1装備にこだわって模型化することによって見えてくる形状の美学、とても言うべきでしょうか。興味深いです。
というわけで、おしまい。
なんか、タミヤのハンビーが欲しいなぁなどと思いつつ、買っていません。暇がない人間に模型は目の毒です。