読むところが少ないので、すぐ感想が書けます。
オリジンは、家出したアムロが戻ってきて、ランバ・ラルとの決着が付くところまでの話ですが。
落下してくるガンダムの描写に何コマも使って、そこを美しい見せ場にしているのが凄いですね。
「よくも、フラウ・ボゥをだまして!!」というアムロの台詞は(たぶん)ファーストガンダムにはない台詞で、何かを凄く訴えるインパクトがあるような気がします。ここでアムロが意識しているのは、ラルというよりフラウですね。ですが、今回のラストシーンで、意識する対象ははっきりとラルに変わっています。
それから、アムロを営巣に入れた後立ち去るブライトの表情がさすがですね。
もう1つ、トニーたけざきさんのマンガも素晴らしすぎます。
グレート・デギンと融合したデギン公王が、デギン・ザ・グレートとなって連邦艦隊を破壊しまくるというナンセンスな展開。しっかりとリアルなガンダムらしい良質の描写の中に入ってくる、あまりにとんでもない異物。この笑いは、本当に素晴らしいものです。