オリジンは、なんと言ってもリュウとアムロの会話。そして、アムロとブライトとの関係が面白いですね。とても良い感じに、こういう人間関係が描かれているところが、さすが安彦さん。
トニーたけざきさんの作品は、ガンタンク。ガンタンクに乗るハヤトの微妙な心情の変化の描き方が見事ですね。ガンタンク最高と言いつつ、いざガンキャノンに乗れるとなるとコロッと変わるところが人間の本音ですね。そして、変わってしまったことへの罪悪感。
それから、ガンダム再入門のページ、445ページで以下のように述べられている部分は、リアルタイムで劇場に映画を見に行った感想とも一致します。そうか、他の人もそう思ったのか、と思いました。
実を言うと劇場版第1作目は、(中略)、どこか感情的に突き抜けられない思いを感じました。(中略)。ところが2作目、「哀戦士編」には不思議とそういう感覚はなく、むしろ劇場版としての新鮮さを強く感じました。