＠IT 週間ランキング 総合部門で1位

　biacさんから教えてもらったのですが。

　@ITのメールマガジンの

　にて

　と、私の書いた記事が1位になっているようです。

　こういうランキングは、あまり意識して見ていなかったので、1位とは驚きです。

　実は、この手のランキングは、テーマの選定と、いかに読者を扇情的に煽る見出しと中身を付けるかで決まるようなところがあって、単純に著者が良い原稿を書くだけではランキングを狙えなかったりします。たとえば、VB.NETの連載の第1回がけっこう良い順位になったことがあるような記憶がありますが、これは最初ということで、かなりVBプログラマの危機感を煽るようにした点が読者にアピールしたのだと思います。しかし、それ以後の地味な技術解説では、ランキングを狙えるような状況にはなりませんでした。

　というような前提から考えたとき、実は、この記事がランキング上位を狙えるとは思ってもいませんでした。そもそもテスト駆動開発という言葉を読者の大半は知らないはずだし、しかも、テストの記事が人気を集めるとは思えません。(正確に言えば、テスト駆動開発はテストの手法ではなく、開発の手法ではありますが、そこは理解されないことが多いように思われます)。

　それにも関わらず、ランキング1位という意外な結果を出したのは、やはり、「テスト駆動開発」よりも、「プログラマのストレスを軽減するか？」という部分が読者にアピールしたためでしょうか?

　ともかく、読んで頂けるのは有り難いことなので、読者には「ありがとうございます」と言いたいと思います。

　ただ、この記事は(本筋ではないところで)1点だけ訂正を入れる予定になっていて、その話題をtestml4の方でやっていますが、まだ訂正内容が確定していません。その議論を続ける時間も何とか作らなければ……。