入手編で述べた通り、山本太さんの初著書ということで購入したわけですが。どうも、この本の中で、うんちくを述べるコラムなどを担当したようです。しかも、記憶で全部書けてバッチリというマニアぶり。
特に泣けるのは99ページのゲームセンターについてのコラム。マクロスTVシリーズでマックスとミリアが3D表示のゲームで対戦したシーンを見て夢のような凄いゲームだと思った記憶がありますが、「それから20年。今、君はバルキリーのスティックを握っている。夢はかなったぞ!」と書いているところが泣かせますね。
ちなみに、ゲームそのものは、なけなしのお小遣いで買ったソフトを強奪(笑)していったトーノZERO氏が感想文を書いています。私自身は時間が無くて遊べていない、と言うことにしておきましょう。本当です。嘘ではありません。反応弾で戦艦を仕留めるのは快感だとか、VF-4はデモで表示されないのはけしからんとか思いますが、ゲームはやってないということにしておきましょう(笑)。
話を戻して。攻略本としては、最終ステージ近くの数面についての説明が完全に抜け落ちています。ゲームを楽しむためには、それぐらいは自分で考えてやりなさい、と言うことなのでしょう。
本としての見所は、39ページ、ステージ攻略の扉絵だと思います。航空写真的にいくつかのステージの全景が真上から見た構図で収録されています。この航空写真風の画像が、ゲーム内では見られないなかなか魅力的な絵だな、と思いました。