2003年12月22日
川俣晶の縁側ソフトウェアMagSite1開発日誌 total 3040 count

必読! MagSite1の管理者認証システム★詳細解説

Written By: 川俣 晶連絡先

 ここではMagSite1(Version 0.22以降)の管理者認証システムについて説明します。

基本はWindowsに登録されたIDとパスワード §

 MagSite1を管理したり、コンテンツを書き込むには、認証が必要です。

 通常のセットアップでは、Windows認証が行われます。つまり、Windowsに登録されたユーザーIDとパスワードにより認証されます。

2種類の管理者ID §

 しかし、Windowsに登録された全てのIDで認証できるわけではありません。

 MagSite1に有効であると登録されたIDでのみ認証されます。

 このようなIDは、更に2種類に分けられます。

 これを、マスターIDと一般ライターIDと呼びます。

マスターIDとは何か §

 マスターIDは、全ての管理操作ができるIDです。

 主にIDを管理するためのIDです。

 IDは1つだけ登録でき、初期状態で、Administratorという名前になっています。

 これは、あとから変更できます。

 マスターIDは1つのMagSite1に1つだけ登録できます。

 マスターIDでログオンした場合のみ、最上位キーワードの管理ページ(【▲】の管理ページ)に、マスターIDの変更と、一般ライターIDの追加削除項目が表示されます。

一般ライターIDとは何か §

 一般ライターIDは、IDの管理以外の操作ができるIDです。

 主にコンテンツの作成に使われます。

 一般ライターIDは複数登録できます。また、各キーワードごとに登録できます。たとえば、キーワードsystemと、キーワードnovelに、異なるIDを作成することができます。

 登録された一般ライターIDは、そのキーワードの全ての下位キーワードに有効となります。

 一般ライターIDを追加、削除するにはマスターIDの権限が必要です。

ID作成と変更上の注意 §

 これらの機能は、あくまでWindowsに登録されたIDの中から、特定のIDのみを有効にする機能しか持っていません。

 たとえば、一般ライターIDとして文字列を登録したとしても、それだけでWindowsに新しいIDが登録されるわけではないので、そのIDで認証することはできません。

 新しいIDを登録したり、IDを変更する場合は、そのIDと同じ名前のIDがWindowsに登録されていることを確認してください。

 同様に、IDを削除しても、WindowsのIDが削除されるわけではありません。