2003年12月29日
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コミックマーケット65 (ほんのわずか顔を出しただけの)レポート

Written By: トーノZERO連絡先

 コミックマーケット65、行ってきました。

 今、いろいろな事情により飛び抜けて時間がないのですが、自分が作った同人誌も売られているので、ちらっと様子を見るだけのために行ってきました。現地滞在時間は1時間も無かったかも。

突発コピー誌について §

 先に、少しだけ作ったコピー誌の話をしておくと。

 風使い工房出版事業部が結婚して子供まで出来てからずっと本筋の新刊が出にくい状況になっている状況があるにもかかわらず、また当選してしまったので、やっぱり何かあった方がよいかと思いました。しかし、ずっとコミケのスケジュールを忘れていて、ハタと気付いたのは、何と26日金曜日。このサークルは29日に出るというのに。しかも、仕事を含めやることが山積み。理性で考えれば、突発コピー誌であろうとやってられる余裕はありません。

 しかし、どうしても気持ちが収まりません。

 題材は、神戸守監督で決まりです。ナウシカにも関係あるので、宮崎駿系サークルである風使い工房で扱う不自然さもありません。本当な宮崎駿関係の話題が良いのですが、何せ新作の端境期にあたるので、あまり話題がありません。

 さて、表紙の大ざっぱなレイアウトは、26日夜に行いました。これができなければ、スパッと諦めようと思いましたが、何とか出来てしまいました。そして、27日に、半日も掛けないで、原稿書きとレイアウトを行いPDFファイルの形にしました。それを、風使い工房の代表である麦茶さんにメールで送付。そのあと、3時間も経たないうちに形になったそうです。さすがコピー誌。

 というわけで、神戸守監督の入門本をコミケにて突発コピー誌として出版でアナウンスした本が出来上がりました。A5サイズ6pで、値段は50円で販売されています。

有明に行く §

 さて、今日は、午前10時を過ぎてから(GNOがメンテに入ったのを確認してから)、のんびりと出かけました。普通なら新宿から埼京線に乗って、そのままりんかい線に行くのが定番ですが。なぜか、ゆりかもめに乗りたかったので、渋谷から山手線で新橋まで行き、そこからゆりかもめて有明まで行きました。

 (しかし、既にチャージ済みのスイカに、もう一度チャージして、2万円近く入れてしまったミスをして、しおしお)

 行ってみると、東地区のいちばん奥の方。歩くだけでもけっこう大変。

コピー誌の売れ行き §

 話を聞いてみると、ぽつぽつ売れているとのこと。題材がマイナーで、しかも、直前までアナウンスも無し。しかも、宮崎駿系のサークルで売っているにもかかわらず、売れるのは不思議なことです。

 ちなみに、私が見ている前で1冊売れていきましたが、買った後、リストにチェックを入れていましたから、最初から知っていて来たのでしょう。少しは、ここでアナウンスする効果があるようです。

 さて、いまから書いても間に合わないでしょうが秘密の情報があります。

 なんと、このコピー誌、組み立てキットもあるそうです。

 自作派のあなたは、ぜひとも組み立てキットを指定して買いましょう (笑い)

買ったもの、得たもの §

 きよりんさんが「こんなものを見つけたよ」と喜んで見せてくれたのは細田守本。しかし、それは再販もので、既に持っているものでした。そのサークルの新刊は、「細田守研究白書切り抜き版」というタイトルで、1枚の紙を丸めたものを売っていました(「グッチーズ」発行)。これは1つ買いました。

 もう1つ、無料で配布していたPEPE(「非行クラブ」発行)というものを手に入れました。これは茄子 アンダルシアの夏 (私の感想) 本ですが、ともかく中身が上手くてびっくり。しかも愛があります。それを無料で配布しているというのも驚きです。

これでおしまい §

 これで私のコミケはおしまいです。

 「短い夢だったぜ」

 無駄話を書き始めるときりがないのですが、これで終わりにしておきましょう。

 急いで勢いだけで作った本を買って下さった人は、ありがとうございます。

 もしかして、コミケ発の神戸守本だったりするのでしょうか? (笑い)