2004年01月25日
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受信したTrackBackを、ページ内でいかに見せるか、という問題に悩む

Written By: 川俣 晶連絡先

 現在、TrackBackの受信機能は、最低限のものに限って、ほぼ完成しています。

 受信して、記録して、コンテンツ閲覧ページ内に表示できます。

 管理者権限で削除したり、TrackBackを受信したら管理者に電子メールで通知するなどの機能はまだ未実装ですが、それは順次対応すれば良いことです。

 ここで問題なのは、受信したTrackBackをコンテンツ表示ページ内でどのように見せるか、ということです。

 まず、格好良くなければなりません。これは重要なことです。機能さえ出来ていれば、すぐにリリースして見せても良いではないか、と思うかもしれませんが、世の中はそういうものではありません。しょせんは見かけによって判断されてしまうところも多いのです。女性がなぜ化粧をせずに外出できないのか、という問題と似ているのかも知れません。

 更にややこしいことに、ただ格好良ければよい、というものではありません。

 コンテンツを表示するページの主役はコンテンツ本体であって、それが最も目立たねばなりません。しかし、安易に作ると、その条件を満たさないページになりかねません。たとえば、コンテンツ本文が3行のとき、1件のTrackBackはそれに匹敵する面積を取ります。そんなTrackBackが2~3個あれば、どう見ても、TrackBackの方が目立ちます。しかし、それでは駄目なのです。あくまで、TrackBackとは本文を読んで、更に興味を持った人が読みに行くためのものであって、本文よりも先に読まれるべきものではないのです。

 そのようなわけで、いろいろと表現方法を練っていますが、なかなか難しいですね。

 ここしばらく、原稿書きなどの仕事も山積しているので、すぐにパッとTrackBack受信対応版をリリースできないかもしれません。

 しかし、それは絶対に必要なことです。