2004年01月27日
川俣晶の縁側過去形 本の虫感想編 total 2568 count

モデルグラフィクス 3月号 大日本絵画

Written By: 川俣 晶連絡先

 暇がないからじっくり見られないのだけど、後で見ようと思ったら永遠に見られないので、ざっと見ました。

 特集、アジアの衝撃は、やはり衝撃ですね。

 昔の本当にしょぼい国産プラモ (でも当時はしょぼいなんて思ってはいなかった) を経験している立場からすれば、その後の国産プラモの進歩を悪いことなどとは思うはずもありません。しかし、こうやってアジア勢に押されていく状況があるとすれば、気持ちは複雑なものになります。勢いのある連中に負けるのは面白くありません。しかし、本当に出来の良い模型の魅力に惹かれるところもあります。とても心中複雑です。その複雑さが、何やら恐ろしさも感じさせます。特に、自分がモデラーではない、つまり当事者ではないからこそ、深い恐怖感を感じさせます。

 それから、タミヤの古い1/100のジェット機の再発売。何やら見覚えのあるようなパッケージで心惹かれるものがあります。でも、手を出さない方が良いのでしょうね。

 リセヴィネは、「やられた!」という感じですね。リカヴィネの再発売ではなく、頭部をリセットちゃんに入れ替えたリセヴィネをワンフェスで売るわけですか。これが欲しいものかどうか、ちょっと悩みどころです。

 船の科学館に行ったときにうろ覚えだった二式大艇がどこかに行ってしまう件は、記事に書いてありました。2月下旬か3月上旬には鹿児島県鹿屋航空基地史料館に行ってしまうそうです。