2004年03月04日
トーノZEROアニメ感想十兵衛ちゃん2~シベリア柳生の逆襲~ total 2297 count

トトロの歌を脳天気に歌うことで自分を狙う歩朗を呼び寄せて、しかも彼の無事を喜ぶ自由!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROです。

 今日のアニメ『十兵衛ちゃん』の感想。

サブタイトル §

第9話 「いつか交えた剣だった」 

あらすじ §

 次回予告で脚本家が迷っていた、と言っていますが、あらすじをまとめるのも難しい凝った構成ですね。

 というわけで、あらすじをまとてみます。

 助けられた歩朗は、二人の十兵衛に混乱して叫んで興奮して負傷した身体なのに刀を求めて暴れます。そして、そのまま歩朗の過去の回想へ。歩朗は、初代十兵衛に一度だけ稽古を付けて貰ったことがあり、その際に、十兵衛に惚れ込んでいました。しかし、江戸柳生が闇討ち同然に北柳生を襲い、更に父を殺すためにシベリアまで初代十兵衛が追ってきたことで、十兵衛に恨みを抱いています。しかし、本当に恨むべき対象は初代十兵衛なのか、どこかに迷いもあるようです。

 初代十兵衛に関しても、彼自身は北柳生を差別しない心の持ち主だったようですが、組織としての江戸柳生は違う言うな雰囲気も描かれます。

 一方、バンカラ達4人は、歌を歌いながら相談し、北柳生の弱そうな連中を襲うことを決定して彼らのところに行きます。しかし、弱そうに見えても実は強い彼らの返り討ちにあいます。

 自由は、ついに泥の中から起きあがります。トトロの歌を歌ながら、硬くなった身体をぽきぽき言わせながら歩き出します。その声を聞きつけた歩朗が自由を襲うものの、歩朗の身体は自由が効きません。それに、もう終わったと優しい言葉を掛ける自由。このとき、歩朗は、眼鏡を落として、純な片眼をさらすようになります。

 御影は、残されたラブリー眼帯を発見し、鮎之介が気になってしまったことを知ります。

 自由の父は、フリーシャを相手に橋の上で情けない過去を告白します。そこで、フリーシャは、甘えてる親子は好きじゃないです、と父にさりげなく言うことで、自由の不幸を演出します。そして、父はまんまとフリーシャの口車に乗って、やっと帰宅した自由の頬を叩いてしまいます。

 その結果、一人で家を出て行く自由。

 さあ、彼らの未来はどちらだ、というところで今回は終わり。

 はぁ。これで1回分ですが、何と長いあらすじでしょう。

感想 §

 自由の十兵衛に斬られると救われるのですが、フリーシャの十兵衛に斬られると心がすさむのでしょうか。歩朗の暴れようを見て、そんな気もしました。

 回想シーンの稽古の日、用意された座布団に座らない初代柳生十兵衛のざっくばらんな型破りなところが、なかなかに魅力的な演出ですね。実に良い演出です。

 シベリアでの剣の修行で流れる息の描写も良いです。

 そして、あまりに切ないこのストーリーの流れ。昔の出来事も今の出来事も切ないですね。

今回の一言 §

 他のアニメの主題歌を歌う主人公というのは画期的かもしれませんね。これは何の問題もなく、正しい力のある演出として見ることができkました。