LAST MISSIONをようやくクリアしました。
どんなゲームか? §
ダンジョンのランダム生成系RPGでした。
トルネコであるとか、チョコボの不思議なダンジョンなどの同系列のもので、その点で特に目新しいものではありません。FFX-2本編とも全くことなります。ただ、ドレスによってキャラクターを強化したり、特殊な性格を与えていくシステムが、新しいと言えるかもしれません。特にドレスの重ね着によってオートアビリティという特殊効果が発生することで、ドレスの組み合わせを工夫する余地が高く、興味深い特徴と言えると思います。
モンスター攻略の工夫の楽しみ §
モンスターには攻略法がある、というのが良いですね。
最初の嫌らしい相手、バリアブルゲルは中心点から8方向のライン上にいなければ攻撃を受けないので、1つずれた位置から殴れば大きなダメージを受けずに倒せます。
サボテンダーは、「はりなんぼん」という嫌らしい技を持っていて、これを食らうとドレスが破壊されてしまう可能性が高いわけですが、これはガンナー等の遠隔攻撃ができるドレスをベースドレスにして距離1に接近される前に仕留めれば対処できます。
持てるアイテムが少ない §
アイテムが20個しか持てないので、何を持つか悩みます。これは、FFというよりはドラクエっぽい特徴のように感じられました。
イベントパート §
これはもう素晴らしい内容です。あのドラマの後日談としては、これほど優れたものはあり得ないかもしれません。あの仲良し3人組が、けして同じものを共有していたわけではなく、喧嘩をしてしまうわけです。しかし、それによって、お互いは違うのだと認識し、それでも「腐れ縁」として特別な関係を持ち続けるわけですね。実は、この腐れ縁こそが最高に素晴らしい関係なのかもしれません。
完成度 §
ちょっと完成度が低いと感じられるところがありますが、全体として面白いと思います。
好感を持ったのは、全80階というボリュームの手頃さです。世の中には全千階というゲームもありますが、多ければ良いというものではありません。また、自動セーブになっておらず、セーブしたところからやり直せるのも好感です。そうでなければ、途中で放棄していたかもしれません。
FFX-2のクリアデータを使う §
FFX-2のクリアデータがありましたので、これを使いました。ティーダが復活していないエンディングなので、ティーダ抜きです。ティーダのいるエンディングを迎えたいと思うので、その後で、もう一度やってみたいですね。しかし、それだけの時間がはたしてあるのか……。
途中で戻る必要があるか §
アイテムやレベルを維持して塔の外に戻るアイテムもありますが、結局使いませんでした。基本的には、よほど大きなミスをしていない限り、戻る必要はないと思います。あとで述べるとおり、77階から79階までは、何回でも繰り返すことができるので、たいていのことはそれで足りるはずです。戻らなくて良い、ということは時間のないプレイヤーには助かる特徴です。
80階に行く方法 §
80階に行く方法は試行錯誤しましたが、見つけました。なかなか面白いですね。これまで時間の制限を行う者として出てきた創始者が、80階に行く鍵になるとは。しかも、77階に飛ばされるというのが面白いですね。
最終状態 §
ラスボス戦に行く時に着ていたドレスは以下の通りです。
- バーサーカー Lv41
- アイテムシューター Lv8
- ガンナー Lv8
- 白魔道士 Lv12
- ダークナイト Lv2
その他、魔獣士Lv7も持っていました。歌姫Lv4もあったのですが、ラスボス戦を前に退化の邪妖液を持つために捨ててしまいました。しかし、これは失敗。退化の邪妖液を3個も持っていったのに、ラスボスにあっさりガードされてしまいました。
装備していたものは以下の通りです。
ユウナ本人のレベルはLv66でした。
バーサーカー好き §
FFX-2では、パインのバーサーカーでラスボスと戦ったぐらいで、けっこうバーサーカーが好きです。今回は、たまたま序盤でバーサーカーのドレスを多く拾ったので、そのまま合成して育てていき、最後にはLv41にまで達しました。こういう方法が正しいのかどうか分かりませんが、ベースドレスのHPが大きくなり、結果としてドレス破壊が起きにくくなったのは確かであるようです。
パインが好き §
途中でキャラをパインに切り替えて、リュックにして、またユウナに戻しました。
こうして比較してみると、一番好きなのはパイン。特にパインのバーサーカーが好きです。
ラスボス §
最初にラスボスに挑んだときは、混乱防御が無く、混乱させられて敗退しました。第2段階までは進めたものの、ここで混乱状態になり、アイテムをほとんど投げてしまいました。最強のバーサーカーのドレスまで投げてしまっては、戦いようがありません。しかも、ここで投げた場合、どうやら床に落ちないと下まで落下して永遠に戻らないようで、バーサーカーを始め、投げたアイテムを取り戻すことはできませんでした。
ともかく混乱防御が無いとラスボスは攻略できないと判断して、オートアビリティの混乱防御を発生させる組み合わせを調べました。その結果、ガンナーとダークナイトを着れば良いことが分かりましたが、ダークナイトは持っていません。やむを得ず、ダークナイトを求めて、79階から77階に飛ばされて、そこからエレベータで78階、79階と登ることを行いました。
それを、4～5回ぐらい繰り返して、やっとダークナイトのドレスを発見。
それからラスボス戦に向かいました。
アイテムとしては退化の邪妖液×3、重力応用大全[2]×2、大地震の記録[1]も持っていきました。
退化の邪妖液はガードされて無意味でしたが他のアイテムは効きました。第1段階は前座で、第2段階が本番だと思っていたので、第1段階では、重力応用大全を1つだけ叩き込んでから後はバーサーカーの力で殴りまくりました。そして、第2段階では、残りのアイテムのほとんどを叩き込みました。そのとき、ふとこれが最後とは限らないと気付いて、重力応用大全を1つだけ残すようにしました。本当は2つ残そうと思ったのですが、そう思ったときにはもう1つしか残っていなかったのです。
そして、案の定、不安は的中して、第3段階がありました。最後の重力応用大全を使ったあとは、ひたすら攻撃してHPを削り続けました。ラスボスが呼び出す小さい敵からの攻撃のために、なかなかスムーズにゲームは進行しませんでした。
1回、アビリティ使用不能のステータス異常に陥ったときは、回復の手段が2個のエリクサーしかなく、これを使い切ったら終わりかと冷や冷やしました。しかし、幸い、エリクサーを使う状況まで追い込まれることはなく、Lv12の白魔道士の力で繰り出すケアルガで回復は間に合いました。
そして、ちょっと手間は掛かりましたが、ラスボスを倒せました。
余談・面白かったこと §
通常の階の戦闘での経験ですが、混乱状態に陥ったキャラが勝手にエスナを唱えて、それによって混乱が解除されたのを目撃しました。なかなか面白い状況ですが、こういうこともあり得るのですね。
