謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
昨日のソニックの感想。
サブタイトル §
第49話「世界が静止する日」
あらすじ §
この世界とソニック達の世界が1つになったために、時間の流れが止まってしまうという強引な結末が予測される事態に。これを回避するには、再びカオスコントロールを起こし、2つの世界を分離するしかないと言います。しかし、それはクリスが永遠にソニックと会えなくなることを意味します。ソニックと分かれたくないクリスは、これもエッグマンの陰謀だと信じ、エッグマンに直接会いに行きます。そこで、エッグマンは自分の仕業ではないと明言し、そして、誰かのせいにしたり、誰かに頼ったりしてはいけないとクリスを説教します。
感想 §
これは大傑作ですね。驚きました。
悪いことは全て誰か他人のせい。困ったときはいつも他人に頼る、というようなメンタリティを持った人は、けして珍しいことではありませんね。人生経験が少なければ、特にそういう傾向は大きいでしょう。そして、他人のせいにはできず、自分で何とかしなければならないと気付くことが、大人になるということかもしれません。
今回のエピソードで描かれたことは、まさにクリスが大人になるための1ステップを経験するその姿ですね。しかも、そのことを、こともあろうに悪党のエッグマンから説教されるというのが、とても奥深くて良いですね。人生の奥深さは、善悪とは別の次元にあるわけですね。このことが、とても良いと思います。こういう境地を描けるアニメは多くないと思います。
半分機械化された月が空にある描写が、何とも不思議な良い感じを出していますね。ビジュアルもなかなか見所です。
今回の一言 §
そういえば、世の中を見ると、自分が不幸なのは全て悪の帝国マイクロソフトのせいで、正義のLinuxの力で僕も幸せにしてもらえる、と言わんばかりの人達もけっこう目に付きますね。エッグマンにガツンと説教してもらいたいところです。