2004年03月24日
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視聴者も泣かせる悲話。あまりに異常な状況下で育つ子供に、過酷過ぎる仕打ちの数々!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第76話「月夜の暗殺者」

あらすじ §

 我愛羅の攻撃を受けようとしたサスケを間一髪助けるナルトとサクラと犬。

 サスケは、チャクラを使い切って身体に呪印が広がる危機的状況でした。

 我愛羅の前に立つナルトは、我愛羅に恐怖を感じ、サクラに逃げると宣言します。

 しかし、我愛羅は逃がすまいと、サスケを狙います。

 その前に立ちはだかるサクラ。

 サクラの目を見て、我愛羅は過去を思い出します。

 我愛羅は、サクラの身体を木に叩き付け、そのまま身体の自由を奪います。衝撃で、サクラは失神します。

 我愛羅は、子供の頃、砂に守られて身体に傷が付かない特殊な状態で守られていました。彼を見て、誰もが化け物扱いしていました。

 そんな中で、ただ一人、夜叉丸だけは、我愛羅に優しく親身に接してくれていました。

 傷を負ったことがなく、痛いということが分からない我愛羅に、心の痛みもあると教える夜叉丸。そして、痛みというものを、自らの心の痛みを通じて理解した我愛羅は、怪我をさせた子供のために傷薬を持っていきます。しかし、傷薬は受け取ってもらえないばかりか、化け物と言って拒絶されます。

 帰り道、絡んできた酔っぱらいを、拒絶した子供と同じ目で見たという理由で、我愛羅は殺してしまいます。

 そのあと、我愛羅は刺客に襲われます。反撃して倒し、顔を晒すと、それは我愛羅がただ一人愛すべき相手、夜叉丸でした。

 回想から現在に戻り、我愛羅はナルトに「こいつら(サクラやサスケ)はおまえにとってなんだ」と問います。

 それにナルトは「仲間だ」と答えます。

 緊迫の対立のまま次回に続きます。

 ちなみに、火影とオロチ丸の刺し合いはまだ続きます。

 カカシ、ガイも客席で格好良く戦い続けています。

感想 §

 我愛羅に勝てないと分かっていながら、サスケを助けるために我愛羅の前に立つサクラちゃん。この愛情の深さと真剣な態度、素晴らしいですね。

 それにしても、最強の悪役として出てきたはずの我愛羅に、これだけの泣ける過去を語ってしまうというのは、実に大胆ですね。これで、単純に敵を倒せば住むという話で終わることができません。その布石は、既にテマリ達が憎く思えない演出から既に見えていたようなところがありますが。こういう作品の作り方は、とても面白い出すね。敵も味方も、視聴者が愛情を持って見ている状況でいかに決着を付けるのか。この先が楽しみです。

今回の一言 §

 我愛羅の絶対防御。それは、あまりにも過剰すぎる誤った愛情というものでしょうか。過剰な愛情は、結果として毒にしかならないのかもしれません。

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