2004年03月28日
トーノZEROアニメ感想おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ! total 5468 count

この新鮮で愛しいアニメも、ついに最終回!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のそーなんだ!の感想。

サブタイトル §

最終話「ファイナルミッション・後編」

あらすじ §

 全てのエリアからウィルスを駆除したはずなのにコンピュータは停止してしまいます。

 実は、現在のコンピュータで言うOSに相当するエリアXに、まだウィルスがいることが分かります。

 このコンピュータは、光ニューロコンピュータで、ウィルスは光ニューロコンピュータの細胞が変質したものだと分かります。つまり、人間のガン細胞のようなものです。

 両チームは、エリアXに出動してウィルスのサンプルを採取します。

 そして、ワクチンを作り、子供達はウィルスの母体を破壊すべき再びエリアXに出動します。その間も、両博士はワクチンを作り続けます。

 両チームは、激闘の末、母体を破壊することには成功しますが、他のウィルスに取り囲まれてしまいます。そこに両博士のワクチンが間に合って、完全に勝利します。

 ゲームを愛する子供達しかゲームを直せない。だから子供達が呼ばれた、という子供達がゲーム世界に呼ばれた理由が明らかになります。そして、10個目のストーンを入れたとき、タワーが伸びたのは、エリアXのウィルスを倒せなかったため、と分かります。つまり、子供達が、この世界のワクチンだったと言うことになります。

 そして、ミッションオールクリアと宣言するユリイカタワー。

 いかにも同じ人物の表と裏に見えたガリレオ博士とガリレイ博士は一人に融合します。

 そして、元の世界に帰って行く子供達。

 戻ってみると、ネットゲームで遊んでいる途中で寝ていたような状態でした。

感想 §

 ここに来て、お約束として惰性で繰り返されていた多くのことに、意外な理由があることが明らかにされますね。

 子供達が呼ばれた理由。ウィルス駆除のために、ユリイカタワーが呼んだ、ということなのですね。結果的に、子供達は意図せずしてウィルスを駆除していたことになります。しかし、ミッション10回でもエリアXに達することはなかったので、更にタワーは伸びたわけです。

 そして、両博士も本当は一人だったと言うことが分かります。

 更に、このゲームが未来のゲームである、というのも、けっこう筋の通った設定ですね。

今回の一言 §

 番組終了後の最後の映像は、女性キャラ総出演の「またどこかであおうね!」

 女性キャラばかりというのが、かなりスタッフの煩悩を感じさせますが、美女美少女とは言い難い、料理を作ってくれた動物さん達もいるので、そこは気持ちよく筋を通していますね。

シリーズを通して §

 良いアニメを見られて良かったと思います。

 日曜日で自信を持って絶対に見ておきたいアニメのナンバーワンだった、と言っても良いです。

 ドラマも面白いし、科学アドベンチャーという題材も目新しいと思います。キャラも魅力がありますね。

 途中からしばしば出てくるウィルスも謎の存在として緊迫感を出していたし。

 かなりの傑作だったと思います。

 こういうアニメがまた見られると良いですね。