2004年03月29日
川俣晶の縁側過去形 本の虫入手編 total 3509 count

豆腐小僧双六道中ふりだし 京極夏彦 講談社

Written By: 川俣 晶連絡先

 ▲→川俣晶の縁側→過去形 本の虫→入手編 迷宮の百年睡魔 森博嗣 幻冬舎より続きます。

 目に入ったのは、見慣れない判型の本です。表紙には妖怪の絵が描いてあります。更に、京極夏彦と書いてあります。こんなものが平積みになっていました。

 奥付を見ると、これは去年の11月に出ていたはずの本で、それがなぜ今頃平積みになっているのかは不明ですが、ともかくまだ読んでいない京極の妖怪本であることは確かです。(おそらく、京極の妖怪本を読んだことのない人にはほとんど間違いなく誤解されると思いつつ書くなら)、やはり、これは読みたいと思うのは人情というものでしょう。

 その瞬間、「もうどうにでもして」と、頭の中で呟きました。

 そのまま、値段も確かめず、迷宮の百年睡魔と豆腐小僧双六道中ふりだしを持って、いつもの巡回コースで本屋をまわるとレジに行きました。豆腐小僧双六道中ふりだしは2000円も取られて高かったけれど、もうどうにでもして、という気分です。(ああ、来月の細かい雑費の予算がかなり消えたなぁ)

感想編はこちら: http://mag.autumn.org/Content.aspx?id=20040416003526