2004年03月31日
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自動配布システムMagSiteDist1運用開始・MagSite1 Version0.29リリース

Written By: 川俣 晶連絡先

 MagSite1 Version0.29をリリースしました。

 とはいえ、これはMagSite1自身のバージョンアップを意図したものではなく、新しい配布システムであるMagSiteDist1の運用開始するために作成されたものです。

 その前におさらいをすると、現在私はMagSite1の管理を行うMagSiteMan1というものを開発中です。これを開発するにあたって重要なことは、1サーバ上にある複数のMagSite1サイトを一括してバージョンアップする機能です。(それがないことが、1つのMagSite1サイトに何もかも詰め込もうという困った悪癖の一因になっている感じも受けるので重要です)

 一括バージョンアップを行うとすれば、新しいバージョンを用意しなければなりません。たとえば、ある特定のディレクトリにファイルを展開しておき、それをコピーする構造なら簡単に実現できます。しかし、しかし、誤ったファイルが展開されると、全てのサイトがクラッシュする危険があります。それを手動で用意させるのは、リスクが高いと判断しました。

 そこで必要になるのが、自動的に新しいバージョンを取得するメカニズムです。これがあれば、リスクも低くできるし、そもそもMagSite1を管理する管理者の手間も減って良いことばかりです。

 そこで、自動的に新しいバージョンを取得可能とするための配布システムを作成しました。これがMagSiteDist1です。

2つのインターフェース §

 MagSiteDist1には2つのインターフェースがあります。

 1つは、手動ダウンロードインターフェースです。

http://dist.piedey.co.jp/magsite1/

 これは個別のバージョンを管理者が手動で入手する場合に使用します。Webブラウザでアクセスします。

 もう1つは、MagSiteMan1が利用するためのWebサービスインターフェースです。これは、実装されていますが、MagSiteMan1が出来ていないので使えません。

MagSite1 Version0.29はMagSiteDist1より提供 §

 MagSite1 Version0.29はMagSiteDist1より提供します。今後のバージョンもそのように行います。MagSiteMan1を使っていない場合でも、MagSiteDist1の手動インターフェース経由で取得して下さい。よろしくお願い致します。

 もし、気付いたことなどがありましたら、testml4などでご連絡下さい。