2004年04月04日
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戦艦が支援機を狙うことの意味と価値

Written By: トーノZERO連絡先

 戦艦の攻撃指示は低HPであることが多いと思います。自分もそうしていたし、任務などで一緒になる他PCを見ても、圧倒的に低HPが多いと思います。

 しかし、他の攻撃指示も用意されています。

 そこであえて低HPではなく、支援狙いを設定することの意味がどの程度あるか考えてみます。

なぜ低HPなのか §

 支援狙いについて考える前に、なぜ低HPであるか考えてみます。

 低HPという攻撃指示は、最もHPが低い敵機を攻撃させる指示です。これは、通常のユニットに与えても有効な指示ではありますが、特に戦艦と親和性が高いと考えられます。

 戦艦の攻撃の特徴としては、以下のようなことがあると思います。

  • 攻撃力が小さい
  • 敵機の敵戦艦狙いなどを意識して防御よりの設定にする結果、命中率が低い
  • 艦長に訓練値を注ぎ込まないので、命中率が低い
  • 一般的な先制順序であれば最後の攻撃を行う

 これらの特徴から、撃ってもなかなか当たらず、当たっても僅かなHPを削るだけという結果になります。

 攻撃力の小さな攻撃が最も価値を持つのは僚機が僅かにHPを残して撃ち漏らした敵機にとどめを刺す場合と言えます。戦艦は最後に攻撃を行う場合が多いので、まさに撃ち漏らした敵にとどめを刺すという用途にピッタリ適合します。

 また、低HPを指定した場合、前進しすぎて敵から集中攻撃される場合がありますが、戦艦狙いされている場合でなければ戦艦は標的にならないので、特に問題ありません。(敵が戦艦狙いなら、敵の方が戦艦を追ってきて、それを追って味方の全機も付いてくるので、単体で突出する形にはなりません)

低HPの問題 §

 しかし、問題がない訳ではありません。

 というのは、低HPで敵を仕留めるという状況は、滅多に発生しないからです。これは、以下の条件が全て成立したときにしか起こらないのです。

  • 僅かなHPを残した敵機が存在する
  • その敵機が戦艦の移動力+射程距離内にいる
  • 低い命中率で命中させる

 少佐までなら、どうせ戦艦の攻撃力など当てにならないから、たまに起こるだけでラッキーさ、と思っても良いと思います。戦艦を当てにしない究極の選択は全防待機として一切攻撃させないことです。しかし、中佐以上、特に大佐ぐらいになってくると、戦艦の攻撃力も馬鹿になりません。終盤では全防待機にするとしても、それまでは戦艦の攻撃力を活用する価値があります。

戦艦の命中率でも当たる相手はどれだ? §

 攻撃力として活用する場合のネックは、戦艦の低めの命中率です。当たらなければ意味がありません。たとえば、敵の高回避の壁機体を切り崩している時には、低HPの標的がその機体になりますが、高回避機体への命中はあまり期待できません。では、高い確率で低回避であることが期待できる標的は、というと、支援機ということになります。そこで、戦艦で支援機を狙うというアイデアが出てきます。

無限後退は発生しない §

 一般的に、支援機を狙う場合には、無限後退という問題が発生します。

 たとえば、攻撃距離1の機体で支援狙いを行う場合、標的の攻撃指示が低HP距離3である場合、攻撃側が距離1になるまで前進、支援機側が距離3になるまで後退、という行動を繰り返すことになります。これによって、支援機が他の機体から大きく離れた位置に移動してしまいます。他の敵機を撃破した僚機が、この支援機にとどめを刺すために駆けつけようとしても、距離が離れているため時間の無駄が発生します。リアルタイムにゲーム内時間が流れるGNOにおいて、時間の無駄はしばしば大きな問題となります。

 しかし、戦艦が支援機を狙う場合は、無限後退は発生しません。敵機が戦艦狙いではない限り、敵機が戦艦を標的と意識することはないからです。敵機が戦艦狙いの場合は、敵味方が一団となって戦艦の周囲に居続けることになるので、支援機だけ大きく離れた位置に後退することはありません。

取り残されにくいメリット §

 低HP(や強MS)の問題として、特定の機体を追い続けることによって、敵が集中している場所から遠く離れてしまう現象が発生する場合があります。無限後退と類似の問題と言えます。典型的なケースは、敵味方がマップ上方に集中しているにも関わらず、特定機体のみがマップ下方に取り残される場合でしょう。これが発生した場合、移動力が1しかない戦艦には致命的な問題となります。あらためて前進して敵を射程内に捉えようとしても数ターンを要し、戦いに貢献できない可能性があるからです。

 しかし、支援狙いの場合、敵の最も後方の機体を攻撃目標として前進するため、取り残されにくくなります。仮に支援機を撃破しても、近くに前衛の敵機がいる可能性が高いからです。

支援機を射程内に入れるまで §

 戦艦は移動力が1しかなく、即座に後方の支援機を攻撃するのは不可能です。数ターンのロスは覚悟しなければなりません。しかし、これは致命的な問題ではないと考えます。支援機を射程内に捉えるまでの移動中でも、敵が射程内にいる可能性が高く、攻撃ができるからです。できるだけ攻撃回数を多くする、という価値基準で見た場合は、結果的に支援狙いがそれを実現してくれると言うこともできると思います。

敵の自由な移動を邪魔する §

 戦艦が支援狙いで前進すると、しばしば戦艦が自部隊の最前列に出てくる場合があります。これが、味方機に隣接しようと移動する敵機の行動を妨害することがあります。これはメリットと言えます。しかし、味方機の移動を邪魔する場合もあるので、いつもメリットとは言えないところがあります。

支援機狩りの時間短縮 §

 最初から支援機を狙う編成でなければ、敵の前衛を撃破したあとで支援機を撃破することになりますが、その手間が結構馬鹿になりません。前進する移動時間が必要になる場合もあるし、味方機が多いと渋滞が発生して味方が邪魔で攻撃できないという馬鹿げた状況も起こります。その際、先に戦艦が支援機のHPを削っておけば、支援機を撃破するための時間の節約になります。

というわけで、支援狙い試行中 §

 これらのことを考えて、現在、支援狙いを試行しています。

 今のところ、圧倒的に良いとは言えませんが、特に悪いことも無いように見受けられます。

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