謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のマシュマロ通信の感想。
サブタイトル §
第1話 クラウドがやってきた!
あらすじ §
朝食のシリアルを買って応募すると当たるというクラウド人形が欲しいサンディは、家族にシリアルを食べることを強制していました。
サンディは学校新聞の編集もやっていましたが、仲間が持ち込むネタは自分の趣味についてばかりであることに怒っていました。
サンディが帰宅すると、当選したクラウド人形が届いていました。驚いたことに、クラウド人形は生きていて、人間の言葉も喋りました。
サンディはさっそくそれを学校新聞の号外にしますが、誰も信じてくれません。仲間も人形が当たったことに喜んでいるだけだとしか思わず、「趣味を押しつけるなと言ったのに、自分の趣味で号外を出した」とサンディをなじりました。
サンディはクラウド人形が生きていたことを記者会見で発表しようとしましたが、家族はクラウドを家族に迎える歓迎パーティーだと思って準備していました。
しかし、誰もこの話を本気にせず、記者も来なければ、パーティーとして招いた近所の人たちも来ません。
しおれるサンディ一家とクラウド。
しかし、「客など来なくても、私たちが祝ってやればいいのよ」とサンディは言ってご馳走を食べ始めました。それもそうだと家族だけのパーティーが始まりました。
これでクラウドはサンディの一家の一員になりました。
翌日、サンディがクラウドを学校に連れて行くと、仲間達はサンディの話が本当だったことを知りました。ところが、サンディほど驚かず、「面白かった」と言っておしまいでした。
感想 §
嬉しいですね。4月の新番組で、ぜひとも感想を書きたいと思った初めてのアニメです。そんなアニメはもう無いのかと思いましたよ。まあ、無い方が楽で助かるという逆説はありますが。1つも無いのは寂しいですから。
キャラデザも独特の目の形で面白いし。ファッションセンスも良いし。
生きた人形が箱に入って送られてきても、それで何となく収まってしまう独特の世界観も良いし。
それ以上に、サンディの性格が良いですね。芯が強くて、自分が先頭になって閉塞した状況を切り開いていく行動力があって。こういうタイプのキャラクターは、本来あるべきヒーローの一形態だろうと思いますが、それがこういう可愛いキャラのアニメで出てきたところが、「あ、分かってるな」という感じがして好感ですね。
それからシリアルの景品の人形が突然動き出すといシュールな状況を正面から受け止められるキャラという意味でも、サンディの強さは必然的に必要だったと言うことも言えるかもしれませんね。
今回の一言 §
娘より弱い母。もっと弱い父。この父がさりげなく良い味を出していますね。こんな娘の父になってみたいものです。