2004年04月05日
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フィンガー5にTOM CAT!? アニソンにカバーブームは来るか?

Written By: トーノZERO連絡先

おっとフィンガー5だ! §

 3月でめでたく終わったアニメ、「おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!」ですが、後期エンディングはフィンガー5の「恋のダイヤル6700」のカバーで驚かされました。これは、子供の頃によく聞いていた歌ですから、聞いてびっくりの世界ですね。はるか遠い昔の記憶が呼び起こされました。

世間はカバーブーム? §

 世間はどうもカバーブームだという記事を新聞で読んだことがあるので、そういうブームの一部がアニソンにも来たのかと思いました。まあ、権限を持っている世代が、フィンガー5にはまった世代というのはあるだろうし、フィンガー5のようなメジャーなグループの歌を使うことにはマーケティング的な価値があるのだろうと思いました。

おっとTOM CATだ! §

 しかし、フィンガー5ぐらいで驚いているのは間違いでした。

 4月からの新番組、「先生のお時間」というアニメのエンディングを聞いてびっくり。TOM CATの「ふられ気分でロックンロール」のカバーが流れたではありませんか。

 TOM CATといのは、割とマイナーな歌手ではないかと思います。フィンガー5とは比較にならず、マーケティング的に効果があるかピンと来ません。しかも歌はべらぼうに上手いですが、ルックスは男性の下半身を刺激するようなタイプではないようです。

 私がTOM CATを知っている理由は、北斗の拳2の主題歌を歌っていたからです。この主題歌がまた凄く良くて、世間で人気のある北斗の拳のクリスタルキングの主題歌よりも何倍も気に入っています。そして、その主題歌が収録されたTOM CATのベスト版CDというのをずっと昔に買ったことがあります。このCDがなかなか良くて、何回も繰り返し聞いています。MP3化して仕事中に流すジュークボックスにも入っていますから、少なくとも2ヶ月以内に1回は聞いていることになります。(うちのジュークボックスは1ローテーションに1ヶ月以上掛かります。全部正規に入手したもので、大半は自腹で購入したCDをMP3化したものです。しかし、これでも手持ちの全CDではないという……。ああ、ずいぶん音楽業界に貢献している私……。こんな金、どこにあったんだろう)

 そういうわけで、そのCDに収録されていた「ふられ気分でロックンロール」も耳に馴染んでいます。その歌が前置きなくいきなり耳に飛び込んできたら驚きますね。

 この驚きは、フィンガー5以上の意外性がありました。

 たとえて言うなら、安室奈美恵のベストCDを聞いていて、忍たま乱太郎の初期エンディングが流れてびっくりしたのと同じぐらいのインパクトでしょうか。

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2004年04月07日アニメ雑感From: 28時の刹那主義

個別の感想はちょいと休んで、統括的な話。  と言うのも、月曜深夜のアニメの多さにちょい焦った(苦笑)。確か、二、三年前だったか、「アニメのテレビ放送は減っている」とか聞いていたので、ずっとそのつもりでいたのですが、深夜の放送が増えて総数では元に戻りつつあるんでしょうか。(資料的なモノ一切ないのでただの勘ですが、夕方やゴールデンの数は減少傾向かなぁと…)  それでこれはいよいよ「千と千尋」効果が出てきているのかと思ったりして、確かにそれにしては遅い気もするんですが、企画や制作の期間考えるとこんなカンジかなと。今年は映画も多いですし。  んで、これだけ多いなら、ある程度創る側も冒険していかなきゃいけないんじゃ?と思う。いや「局規正」的な意味じゃなく。  これは制作会社よりも代理店やスポンサーが考えることなんだろうけど、今までのアニメの定型とかそろそろ突き破れないかなぁ、と思っていて、例えば「クロ高」とか、微妙に古いところで言うと「エクセルサーガ」(僕はこれがアニメ初のバラエティ番組だと思っているけど)とか多少変なことやってみても面白いと思う。もっと言うと、フレデリック・バックみたいな試みでも、あえて日本的なモノから離れてみるという意味では面白いかも(古くさいけどね。テレビじゃ無理だし)。まだまだ、ビジネスコンテンツとしてようやく認められてきたばかり、というところですから、無茶なこともできないでしょうけど。  ところで『『冒険!オータムマガジン』さんでも取り上げてらっしゃいますが、今期は妙にカバー曲が多くて、この流れは音楽業界ではずっとありましたが、アニメの主題歌関連で顕著に見られるのは初?かなと。  補足すると、「レジェンズ−甦る竜王伝説」のed.もそうで、山本リンダの「どうにもとまらない」英語ver.ですな。カバーではないですけど「ケロロ軍曹」ed.のダンス☆マンもディスコソングにオモシロ日本語歌詞(ソラミミっぽいカンジで)をあてるという手法で一世を風靡したアーティスト。ディスコっていうのはある意味、懐メロだな。個人的にはダンス☆マンの「漢字読めるのに書けない」と「恋と愛の天国」はイイ曲だと思います。 元曲、試聴リンク↓ TOM CAT「ふられ気分でロックンロール」 山本リンダ 「どうにもとまらない」 ダンス☆マン いろいろ  よく考えると「天上天下」のmcA.Tもそうかな。 続きを読む

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