2004年04月25日
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花粉症でくしゃみをするクラウドが人類を守る最後の切り札!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のマシュマロ通信の感想。

サブタイトル §

第4話 「ナッツのフラワームーブメント?」

あらすじ §

 サンディ達は、箱の付いた風船を見つけます。

 箱の中には、花の種が入っていました。

 1時間に1回世話をしないと咲かないという花で、ナッツだけが一生懸命それを育てます。

 やっとそれが咲いたあと、サンディ達は、種を取って、町中にそれを配りました。

 しかし、街のみんなは、それを育てることに夢中になってしまいました。パン屋はパンを焼かずに花を育て、主婦も家事をしないで花を育てていました。

 やがて花は咲き、マシュマロ通信の一同はソーダ水で成功の乾杯を行います。

 箱に付いていた手紙には、水以外を与えないで下さい、と書かれていましたが、誤ってソーダ水をやってしまったところ、未確認生物(UMA)が花から続々と生まれてきました。その可愛さに、みんなはいろいろなソーダ水を与えます。ところが、それらは巨大化して、サンディ達はピンチに陥ります。そこにやって来たクラウドがくしゃみをすると、UMAは破裂してしまいました。花粉症のクラウドのおかげで、みんなは助かりました。

 ナッツは、この花が生きていける場所にたどり着くことを願いながら、種を風船に付けて、再び空に放ちました。

感想 §

 何とも不思議な話ですね。

 タブーを破ると凶悪化する可愛い生き物、というのは良くある話ではありますが。

 それだけでなく、誰もが心を奪われて日常生活がおろそかになる、という怖さもありますね。

 しかし、邪悪な生き物という扱いではなく、最後は彼らを根絶やしにしたりせず、別に場所に可能性を求めて空に放ちます。

 宇宙人やUMAという言葉が飛び交いつつも、結局、あの花の正体も不明のまま。

 こういう何だか分からない話というのも、余韻が広がって良いものですね。何も何が何でも種明かしをしなければならない、という法律はありませんから、これでも良いのだと思います。

今回の一言 §

 自分の企画のせいで、ママに代わって家事をする羽目になる自業自得のサンディ、というのも面白いですね。