2004年05月05日
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カカシ敗北、しかもカカシの自称ライバル、ガイ先生が助けに入る意外性!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第82話「写輪眼VS写輪眼!!」

あらすじ §

 イタチと鬼鮫の前に出たカカシは、彼らが戦いに来たのではなく、何かを探していることを知ります。

 イタチの写輪眼を前に、カカシの不完全な写輪眼では勝てず、幻覚の中で一方的に苦痛を与えられてしまいます。

 しかし、ガイがカカシの救出に来たところで、イタチはこれ以上は戦わず、姿を消します。

 一方、ジライヤは、実は大蛇丸を監視するために旅に出たこと、そこできな臭い組織があることを知ったことをカカシに告げます。そして、彼らの目的がナルトの中に封印された九尾である可能性を示唆します。ジライヤは、カカシでは手に負えなくなる状況があり得るとして、自分がナルトを預かると言います。

 何も知らないナルトは、ただの取材旅行だと信じ、サスケよりも凄い技を教えて貰うためにジライヤの旅に同行することを同意します。

感想 §

 カカシですら霞んでしまう本当に凄い連中が動き出した、という感じでしょうか。

 そんな渦中に、何も知らずに元気いっぱいのナルトが巻き込まれていくわけですね。しかし、我愛羅を破ったナルトですから、そういう運命が待ちかまえていることも、ある種の必然と言えるかもしれません。3代目火影が倒れた今、木の葉の里の人材不足は厳しいものがありそうです。そこで、ナルトだけが、年長の強い者達に守られて生きることは無理なのでしょう。

 それにしても、カカシに見せるジライヤの本音の姿。なかなか奥深い人物ですね。

 一方で、ナルトに見せるジライヤのスケベ親爺的な韜晦の姿。これも、なかなかの演技派ですね。

今回の一言 §

 それにしても、鬼鮫が良い味を出していますね。凶悪な殺人者という顔と、イタチの忠実な部下という顔。殺しに行こうとするところを、イタチからあからさまに「おまえでは勝てない」と言われて止められてしまう残酷な状況。それなのに、あくまで理性的に暴走しない態度を維持できる精神。とても微妙で危ういバランスという感じで、面白いです。

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