謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のポケモンの感想。
サブタイトル §
「カゲボウズの館!」
あらすじ §
ロケット団は、とある屋敷に入り込みます。
サトシ達も、雨宿りのために同じ屋敷に入り込みます。
そこでは不思議なことが起こりました。
ハルカとマサトは、姉弟喧嘩をして、マサトは一人で屋敷の奥に入っていきます。
そこで、マサトはカゲボウズと出会います。不思議な出来事は、カゲボウズのサイコキネシスによるものでした。一緒に楽しく遊ぶ二人。
そこにロケット団がやって来ます。
ロケット団は、マサトを探すためにやってきたハルカのアチャモを捕まえようとします。
アチャモを助けるために飛び出すマサト。
そして、マサトを助けるために、ハルカが来てマサトを助けます。
この屋敷をリフォームしてホテルにしようとしていたエミリーは、不気味な現象の正体がカゲボウズだということを知ります。それは彼女が子供の頃に一緒に遊んだカゲボウズでした。
エミリーは、カゲボウズと一緒に素晴らしいホテルにすると言い、旅立つサトシ達を見送ります。
感想 §
今回は、ハルカとマサトの姉と弟の喧嘩のドラマが良かったと思います。よくある話といえばそうですが、ポケモン達を絡めて、けして嫌らしくなく気持ちよく描いたことは、とても良いと思います。
そして、そのドラマを軸として、その周辺に展開するエミリーの話と、ロケット団の話。
このエミリーというキャラクターはなかなか魅力的ですね。彼女が何者であるのか、ほとんど説明がなされていません。ただ、この屋敷に子供の頃に引っ越してきたことと、この屋敷をホテルにしようとしている、ということだけが言葉で説明されています。しかし、そのファッションや喋り方を通じて、実に見事にキャラクターを立たせている感じがありますね。やや年齢は高いものの、まだ色気はあり、しかし色気に頼ることは潔しとしないビジネスウーマンてきな雰囲気でしょうか。あくまで、事業としてのホテル経営を現実的に遂行可能な裏付けがあるのでしょうね。こういうキャラクターが、エピソードの主役ではない立場で登場して魅力をしっかりと発揮させているのは素晴らしいですね。
ロケット団の方も、喧嘩をしたり、仲直りをしたり、いろいろな表情を見せてくれますね。名乗りも、標準形からかなり逸脱したアドリブタイプでしたし。
今回の一言 §
数話前の敗北から落ち込んでいたハルカが、今回の姉弟喧嘩を通してちょっと元気を取り戻してきた感じがありますね。この先、ハルカがどんな風に成長していくか、楽しみですね。