謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の遊戯王の感想。
サブタイトル §
第211話 「新たなるステージ」
あらすじ §
ファラオの失われた名前を求める遊戯達は王宮に入ることができました。
バクラとファラオ達の戦いは、ファラオの勝利となりました。
断末魔のバクラは、まるで取り憑かれた何かから解き放たれたように「こんなところで何をしていたのだ」と戸惑いますが、身体が細かく砕けてしまいます。
これで勝ったと思いきや。
アクナディンが現れると、ファラオ達は身体が動かなくなりました。アクナディンは、彼らの千年アイテムを奪うと、石版にはめ込みました。
そこで、ファラオは、これがゲームであることの意味に気付きます。
目覚めたファラオは、巨大なゲーム板の前に座っていました。向かい側にはバクラが座っていました。彼らはゲームマスターとして神の視点から闇のRPGを行う立場だったのです。
そこで、バクラはマスターアイテムを使ったことを説明します。かつて起こった時間の逆行、そして、認めた者以外は動けなくなる現象も、マスターアイテムによるものだと言います。そして、バクラはもう1つのマスターアイテムを持っていました。その砂時計が全て落ちると、ゾークが復活すると言います。
そして、今や勝利条件が変化したと言います。バクラを倒すだけでは勝利条件にならないと言います。
王宮の中では、本田がボバサだけ動けるのはなぜだと悩みます。本来ならバクラが認めた者以外は動けないはずです。
一方、アクナディンは息子セトを王とすることが目的だと宣言して皆を驚かせます。そして、ゾークはアクナディンの願いを受け入れ、アクナディンを闇の大神官に変化させます。
王宮の中で本田は歴代ファラオの名を記した部屋に入り込みます。しかし、現ファラオの名前は刻まれていないことに驚きます。
名も無きファラオは、マスターアイテムを持っているのはおまえだけじゃない、とファラオの守護神を発動し、皆を自由に動けるようにします。
感想 §
それにしても面白いですね。
集中して見てしまいました。
特に、名も無きファラオがゲーム板の前で目覚めるシーンは、まるでタイムスリップもののドラマのように見える状況が、実はそうではないことを衝撃的に見せつけてくれますね。上手い演出です。
それから、ゲーム板の前に座っているバクラとゲーム内のバクラは別人に見えますね。ゲーム内のバクラは、もっと人間味があって、苦しみつつ必死に生きている魅力がありました。しかし、ゲーム板の前に座っているバクラは、自ら狂信的に神を気取り、人間的な魅力とは縁遠い雰囲気になっています。このコントラストの演出が見事ですね。
今回の一言 §
身体が動けない映像の美しさ。七色の光が身体を包むわけですが、その映像が実に美しいですね。美学のあるビジュアルです。