謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#16 なんたることか父主役・・・?!
-EVERYTHING YOU WANTED TO KNOW ABOUT DAD YOU NEVER ASK-
あらすじ §
ディーノの父が、息子の異変を心配します。
そして、自分の過去を語ります。自分の創作玩具が売れず、美人の嫁さんと子供ができたことで、売れる玩具を作らねばと思います。そして、パチモン商品に手を出します。
ディーノの父は、マックやシュウなどにディーノのことを聞きます。
ディーノは探られたと思い、そのことを父に怒ります。
父はショックを受け、反省し、ディーノに謝ります。
次の朝食で、去り際にディーノは父に少しだけ親身な言葉をかけ、父を感動させます。
感想 §
ディーノパパ、過去の話はなかなかに面白すぎますね。
絶対に売れない創作玩具。あまりに美人のパン屋の娘に慕われて結婚できる幸運。
そして、妻子のために売れる玩具に邁進する家族愛。そして、その家族愛は理解されないという哀しさ。
しかし、ディーノパパも、シュウ達に話しかけたり、ディーノに直接謝ったり、身体を張って行動することから打開の糸口も見えてきますね。良い話です。もっとも、最終的にディーノに身体を心配されながら、それを勘違いしてしょうもない玩具の設計に取りかかるところが、ちょっと間抜けで素敵なところです。
最後にディーノが父に言う言葉も素晴らしいですね。けして、感情を激しく高ぶらせているわけではありません。派手な言葉でもありません。しかし、そんな地味な言葉が、最高に泣かせる感動につながるところが演出の上手さですね。
今回の一言 §
自分の子供のことを他人に聞くとは変わっているね、とシュウに言われるディーノパパ。いちばん強烈な台詞を、そうと意識していないボケ系キャラが言う意外性が素晴らしいですね。王様は裸だと言ったのが何の変哲もない子供だったようなものでしょう、きっと。