2004年07月19日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 3640 count

迫力ある大空のジム戦ドラマ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 7月15日のポケモンの感想。

サブタイトル §

「ヒワマキジム!大空の戦い!!」

あらすじ §

 サトシは、ようやく念願のジム戦を行います。

 相手は天才飛行ポケモン使いのナギ。

 ナギはバトルの前に、空に向かってお祈りします。

 最初はチルタリス対サトシのジュプトル。必死にチャンスを待ったジュプトルの勝ち。

 第2戦は、ペリッパー対サトシのピカチュウ。必死の戦いで引き分け。

 第3戦はオオスバメ色違い対サトシのジュプトル。しかし、ジュプトルは戦闘不能となり、オオスバメに交代します。ナギのオオスバメの使うツバメ返しに悩まされるサトシは攻略方法を考えます。そして、地面に向けて「翼で打つ」を行い逆転の糸口を掴みます。

 サトシはジム戦に勝利し、フェザーバッジをゲットします。

 そして、大空を羽ばたいた気分は最高でした、とナギに告げます。

 ロケット団は、勝手に名乗って気付かれないで飛ばされていました。

感想 §

 1話を丸々使って、ジム戦だけ描いたと言って良いぐらいの充実感のある話ですね。

 戦いの駆け引きや、独特のムード、空気などが多くの時間を使って豊かに描かれた感じがあります。

 立派な大人としてのナギの表情、言動も魅力的ですし、それに向かい合うチャレンジャーとしてのサトシの態度も成長を感じさせますね。そしてこの二人は、単なる敵対心だけではなく、尊敬の気持ちも持ってバトルをしていますね。

 ビジュアル的には、高い塔の上に立つトレーナーという危うさのある表現がドキドキさせますね。

 戦いの流れも、普通なら1勝1敗で第3戦をハラハラ迎えるのがお約束でしょうが、そうではなく、サトシの1勝1引き分けで第3戦を迎えます。当然、引き分けでもサトシの勝ちになるというサトシ有利の展開です。しかし、そんなゆとりは微塵も感じさせないハードなバトルが展開し、サトシが負けるかも、とまで思わせるシビアさ。こういうドラマ作りの流れは、誠実で気持ちが良いですね。

今回の一言 §

 ジムリーダーのオオスバメ戦闘不能を宣言するレフリー。同じポケモンが戦っているときは、誰のポケモンであるかをいちいち宣言しなければならないわけですね。ご苦労様です。