2004年07月26日
トーノZEROアニメ感想蒼穹のファフナー total 3425 count

「降りたぞ」「落ちたんだよ」と言葉を交わす着陸直後!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のファフナーの感想。

サブタイトル §

第4話 「逃航 ~ふなで~」

あらすじ §

 一騎の機体は、航空機につり下げられる形で発進します。

 新国連機はスフィンクス型に追われていました。時間稼ぎのために新国連機を利用する作戦でしたが、一騎は自分の判断で助けます。

 やむを得ず総士は戦うことを決意し、一騎に指示に従うように言います。

 新国連機は一騎の機体を撮影します。

 スフィンクス型を倒すために、一騎の機体は切り離され、スフィンクス型を攻撃します。

 基地の奥にいる謎の女の子の力を借りて、一騎はスフィンクス型を撃破します。

 一騎は、ほとんど不時着するように滑走路に降り立ちます。

 命令違反については、総士が自分の責任だと言いますが、一騎はなぜ助けてはいけないのかと司令官に食ってかかります。それに対して時と場合によっては、としか答えない司令官は、自分は甘いのだろうかと言います。

 竜宮島は移動を開始しますが、新国連機に発見され、通報されます。

 そして、通信筒が島に投下され、何かのメッセージが届けられます。

感想 §

 島が動く、というのは面白いですね。しかも、ちゃんとそのための仕掛けが動いている描写もあります。

 しかし、それ以上に良いのは移動の準備ですね。戸棚の扉にガムテープを貼ったり。そういう配慮をしないと、振動で中のものが飛び出したりしてしまうわけですね。そういう日常レベルの非日常描写がドキドキ感を誘いますね。

 移動開始後、風見鶏が進行方向を向くのも面白い表現ですね。

 映像表現的には、パイロットのヘルメットに空が映り込んでいるのが凝っていると思いました。ここは手間を掛けてますね。

 デザイン的には、一見前後逆転しているように見える前進翼機が面白いですね。新鮮味があります。

 トイレで怯えている少年や、子供達への、ここは学校じゃない!という一喝なども日常から非日常への飛躍を印象づける描写ですね。ドキドキさせます。

今回の一言 §

 特に良かった台詞は、「降りたぞ」という総士に「落ちたんだよ」と答える一騎。こういうやりとりができるのは気持ちよいですね。