2004年07月27日
川俣晶の縁側ソフトウェアMagSite1開発日誌 total 3087 count

ModulaF依存の初バージョンMagSite1 0.32をリリース

Written By: 川俣 晶連絡先

 ModulaF依存の初バージョンとなるMagSite1 0.32をリリースしました。

 ただし、このバージョンは、MagSiteMan1のModulaF支援機能を一緒に使用することを前提としているので、単独でのインストールは推奨しません。

 このオータムマガジンでも、すぐには0.32を導入せず、しばらく0.31を使い続けます。それだけリスキーなバージョンだと言うことです。

 そのかわり、0.32をインストールした裏オータムを用意しています。興味のある方はこちらを使ってみてください。

ModulaFでできること §

 ModualFによるページ(拡張子.modf)は、i-modeでアクセスするとi-mode HTMLで返送します。ただ、i-mode HTML用のXSLT変換はあまり出来が良くないので、良好な内容は返送されません。

 また、output=xmlというクエリを追加するとXSLT変換への入力となるXML文書を見ることができます。

 たとえば、以下のようなURLがそれにあたります。

http://ura.autumn.org/default.modf?output=xml

入手先 §

 MagSite1 0.32は、MagSiteMan1上からダウンロードできるほか、MagSiteDistシステムよりダウンロードできます。

MagSite1手動ダウンロード

変更点 §

 変更点は以下の通り。

  • 読者向け表紙ページをModulaFを指し示すように変更
  • default.aspxからdefault.modfへリダイレクト
  • default.modfのPC用XSLTの変換結果に不審な<table></table>が入っている
  • タイトル画像のalt属性の中身がない
  • XSLTでテンプレートplaneModule, primaryHeaderModule, normalModuleは中身が空の時に何も出力しない
  • ChildKeywordsListHandlerの実装
  • MostReadKeywordsListHandlerの実装
  • MostReadContentsListHandlerの実装
  • NewContentsListHandlerの実装
  • UserDefinedFooterHandlerの実装
  • UserDefinedHeaderHandlerの実装
  • CoverPageHeadHandlerの実装
  • ある仮想サイトにMagSite1をセットアップし、その仮想サイト下の仮想ディレクトリにMagSite1をセットアップすると、web.configファイルのModulaF.dllの指定がバッティングし、動作しないことを制限事項として記載
  • Content.modfにバージョン番号が直書きされている
  • sitedef.xmlにCopyrightメッセージを書き込む
  • modf経由でコンテンツを見てもカウントアップされない
  • コンテンツ閲覧ページの正規のURLを.modfに変更
  • コンテンツ閲覧ページの.aspxは.modfへリダイレクトさせる
  • .aspxから.modfへのリダイレクト処理メソッドの作成