今日、MagSite1管理ツール、MagSiteMan1 Version 0.02をリリースしました。
これは、先日リリースしたMagSite1 Version0.32の説明で以下のように書いた文章に対応するものです。
ただし、このバージョンは、MagSiteMan1のModulaF支援機能を一緒に使用することを前提としているので、単独でのインストールは推奨しません。
つまり、単独でのインストールは面倒でトラブルが起きやすいので行わないようにして、このMagSiteMan1 Version 0.02で管理することをお勧めするという意味です。
何が問題になっているのかというと §
IISで拡張子.modfのファイルからModulaFの機能を呼び出させるには、拡張子に対して実行されるスクリプトのマッピングを追加する必要があります。
しかし、マッピング先は実はModulaFのDLLではなく、ASP.NETのDLLになります。そして、ASP.NETのDLLのフルパスはASP.NETのバージョンによって変化するもので、事前にどんなディレクトリ名になるか分かりません。分からないどころの話ではなく、複数バージョンのASP.NETがインストールされている場合、どれを使えば良いのかという悩ましい問題も発生します。
そのような状況に対処するために、MagSiteMan1では、その仮想サイトや仮想ディレクトリが持っているスクリプトのマッピング情報を参照して、拡張子.aspxが指し示すDLLのパスを.modfの情報に複写します。これで.aspxと.modfが同じDLLを使うようになって矛盾が起きません。
この機能は、仮想サイトや仮想ディレクトリを新規作成する時に同時に実行されるので、利用者が意識する必要はありません。
また、万一設定に食い違いが生じた場合に備えて、.modfの設定をやり直す機能も付けました。
これらの機能を使って管理すればラクチンで、特にModulaFであることを意識する必要もありません。
と言うわけですので、ぜひMagSiteMan1を活用して頂きたいと思います。