MagSite1をVersion 0.34にバージョンアップしました。
i-modeでのみページを分ける外部ページ機能 §
正確に言えば、i-mode専用というわけではなく、ModulaFのモジュール定義ファイルに、option="external"と書いた場合の処理が実現されたと言うことになります。
この機能は、携帯電話などのリソースの少ないデバイスで、重要度の低い情報を別ページに表示させるために用意されたものです。
裏オータムが既に新バージョンで稼働してますので、それを例に取って見比べることができます。また、今回、パラメタにua=を指定することで、User-Agentの指定を上書きできる機能が追加されているので、PCから見てもi-modeの挙動を見ることができます。それを使って、実例を見て下さい。
まず、以下の2つのページを見比べて下さい。
PC用は多数の項目が並びますが、i-mode用は各項目へのリンクが並ぶだけで、コンテンツやキーワードのリストはページに含まれません。そこで、「最近のコンテンツ一覧」などのリンクをクリックすると、PC用では最初のページ中に表示されていたらリストが見られることが分かると思います。
これが外部ページ機能です。
これを使うことで、1つのURLへのリクエストであっても、PC用はあらゆる機能が1ページに収まった形、i-mode用は個々の機能が別々のページに収まっているように返すページが容易に作成できます。
余談 i-modeはあくまで一例 §
ここではi-mode用と書いていますが、XSLT変換を書き足して、User-Agentの判定正規表現を1行を書き足せば、EZWebなどに対応することも容易です。現在、i-mode用しか作っていないのは、まだ流動的な段階なのに対応環境の数が増えると手間が掛かりすぎるためです。一通りの機能ができたら、対応環境を増やして行きたいと思います。
入手先 §
MagSite1 0.34は、MagSiteMan1上からダウンロードできるほか、MagSiteDistシステムよりダウンロードできます。
MagSite1手動ダウンロード
変更点 §
変更点は以下の通り。
- ModulaFモジュールをバージョンアップ
- option="external"指定が有効に