謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
第100話「熱血師弟の絆~男が忍道を貫くとき~」
あらすじ §
ツナデに忍者をやめろと言われてリハビリもさぼって落ち込むリー。
ガイ先生は、リーに向かって覚悟を決めろと言います。忍者を諦める覚悟ではなく、手術を受ける覚悟です。
ツナデは、手術を成功させるため、細胞の活性術について調べています。そして、火影の就任式で、自分が火影であると宣言します。
感想 §
記念すべき第100話ですが、実は主役の人達がほとんど出ません。EDのキャストを見ると、ナルト、サスケ、サクラの名前はありません。彼らが喋るシーンがないからでしょう。
そして、主役は彼らではなくガイとリー。
ガイ先生の勝利を呼び寄せる自分ルール。
自分で厳しい制約を課すことで、たかがジャンケンにも本気になれると言います。そして、万一負けても、それが自分を鍛えると言います。
そう言われると、それに近いものを自分でもやっているような気がします(いつもでないし、ガイ先生ほど激しくもありませんが)。やるべきことを、できるだけ手を抜いて最低限の内容に限って行うのではなく、あえて高いハードルを自ら課したりします。そういうことは、志を高く持つために必要ですね。
そして、リーに「覚悟」を要求するガイ先生。「覚悟」という言葉は名作カレイドスターを思い起こさせますが、こちらの方はまさに命を張る「覚悟」という他はない覚悟ですね。
ツナデの研究も確率を50%→58%と上げることができたというのが誠実な感じですね。たかが8%とはいっても、それこそ血の滲むような真剣な努力の成果でしょう。こういうことは、そう簡単に確率の上がる話ではありません。必至の努力で8%というのは説得力があります。
そして、8%アップにすぎないからこそ、リーには覚悟が必要とされるわけですね。
とはいえ、ガイ先生の「万一失敗したらオレも一緒に死んでやる」という台詞は問題がありますね。万一負けても自分を鍛えられる、という条件を満たせません。ここで、ガイ先生は自分ルールを踏み越えてしまっていますね。それだけ深くリーを愛していると言うことなのでしょう。
今回の一言 §
ガイが逆立ちで歩く手が汚れている描写がとても印象的でした。これは、良い描写ですね。