2004年09月16日
トーノZEROアニメ感想鉄人28号 《2004年版》 total 3213 count

水道も電気も来ない金田探偵事務所は大ピンチ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の鉄人28号の感想。

サブタイトル §

第24話 「生きていた敷島」

あらすじ §

 金田探偵事務所は水道も電気も来ず、外では空襲警報のようなサイレンが鳴り響いていました。

 PX団に追われるニコポンスキーは、正太郎とクロロホルムに助けられます。

 そして、ニコポンスキーが仮面を取ると敷島の顔が。

 その敷島は、胸に傷があり、確かに本物でした。

 深夜の敷島邸で、クロロホルムと敷島が言い争っていました。

 翌日、敷島は、ビッグファイヤーの正体を暴くという提案を行います。

 ファイヤーII世とIII世は同じロボットだということを示せば黒部の事件の犯人だということが分かる、というのです。

 そこで、敷島重工に乗り込むクロロホルム、敷島、正太郎、大塚、警官隊ら。

 PX団はその隙に警視庁にあるバギュームを手に入れようとします。

 しかし、PX団はオックスに行く手を阻まれます。

 ファイヤーのロボットの外装をはがすために、鉄人を呼べという敷島。正太郎は呼べないと言います。

 ファイヤーはあらかじめ捜査の意図を読んで外装の下を入れ替えていました。

 PX団は敷島を射殺します。

 射殺された遺体は敷島の偽物でした。

 正太郎は、本物の敷島はクロロホルムだと言います。

感想 §

 前に、ニコポンスキーの正体はあの人しかいない、と書きました。

 しかし、書いた後で、本当にそれで正しいのだろうかと思うようになりました。いかにも、敷島のように現れて敷島のように去っていくニコポンスキー。それは、ある種の演出トリックではないと言い切れるのか。実は、もう少し深い裏があるのではないか。

 そうしたら、今回はやってくれましたね。

 射殺された敷島の遺体は変装。本物の敷島ではないという展開。それは、明らかに不快な行動をとり続ける敷島という描写によって暗に示されていた状況です。

 しかし、胸の傷を見る限り、正太郎とクロロホルムに助けられたニコポンスキーが敷島であったのは間違いないでしょう。それと、射殺された敷島は同一人物ではありません。

 では、どこで二人は入れ替わったのか。

 それは、敷島邸で行われた深夜の敷島とクロロホルムの口論の時でしょう。

 そうすると、これまでも敷島とグラサン男は、ニコポンスキーとクロロホルムを入れ替わりながら演じていた可能性がありますね。あまりに正太郎に好意的でありすぎるクロロホルムは、敷島の変装かもしれませんね。一方、敷島重工に潜入するクロロホルムの手際の鮮やかさを見ると、それはグラサン男の変装だったのかもしれませんね。

 そういえば、クロロホルム=敷島説というのも考えましたが、敷島らしくない行動も見せたので、却下しました。しかし、二人の人間が入れ替わりながら演じていたとすれば、筋が通ります。

今回の一言 §

 お高ちゃん、敷島が偽物だと気付くとはナイスだぞ!

オマケ・鉄人28号「ガオガイガー編」 §

 「内閣官房長官承認!」

 「夜の街にライナーガオー!!」