2004年09月21日
トーノZEROアニメ感想陸奥圓明流外伝 修羅の刻 total 4001 count

オレが新撰組だ、と言ってから自ら空しくなる土方!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の修羅の刻の感想。

サブタイトル §

第25話 「北へ」

あらすじ §

 沖田との約束を果たすため、土方に会いに行く出海。

 しかし、沖田の仇を討つため、蘭が付いてくるため、ペースを落とします。更に、崖から落ちた蘭を助けるために出海も怪我をし、蘭もまた怪我をします。それにより、戦に負けて北海道に落ち延びる土方に追いつけません。

 土方は、北海道でようやく勝てる戦ができるようになりましたが、他の部隊は負け続け、戦争に勝機は無くなっていました。

 土方は、五稜郭での籠城戦を主張する榎本武揚と別れ、洋装を捨てて新撰組の制服に戻り、部下も置いて戦うために出て行きます。土方の脳裏には、出海の姿がありました。

感想 §

 あまりに強すぎ、しかも優しすぎる出海。

 無理な我が儘とも言える蘭の行動を包み込んでしまう、あまりの大きさ。

 それが意識されたとき、蘭の気持ちも何か変化が生じる?

 出海編で1つだけ疑問があったのは、ヒロインの不在です。これまでの2人の主人公には、ピッタリとマッチする存在感の大きな女性がいたわけです。しかし、出海編では女性は龍馬や沖田に惚れるばかり。しかし、ここに来て、蘭の存在感が急浮上という感じですね。沖田のために必死になる一途さも可愛いですが、出海のために泣くところも同様に可愛いですね。とても一生懸命な良い娘です。

 ビジュアル的には、蘭はちゃんと旅装(?)になっていますね。

 それから印象的なのは、青と紫の星空。色が左右に分かれているのが、とても鮮烈です。また、普通は星空に使われない紫色が使われているのも印象が強いですね。

今回の一言 §

 合戦のシーンも鉄砲隊の描写等なかなか良く描けていますね。まあ、それほど詳しいわけではないので、これがリアルであるとは言い切れません。それらしい雰囲気が感じられました。