2004年10月10日
トーノZEROアニメ感想マシュマロ通信 total 2624 count

最後まで攻撃の手を緩めないことで墓穴を掘った放送部!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のマシュマロ通信の感想。

サブタイトル §

第27話「マシュマロ通信(タイムス)におまかせ!」

あらすじ §

 放送部に引き抜かれたマシュマロ通信のみんなは、各自、サンディに却下された企画を提案します。そのあまりに駄目な企画に、放送部は誤算だったと頭を抱えます。

 サンディは一人でもマシュマロ通信の出版を続けます。

 放送部は、最後まで攻撃の手を緩めないとして、クラウドを取材して、またそれを切り貼りしてでっちあげビデオを作ります。

 それにより、サンディの信用はがた落ちになります。

 しかし、そのビデオを偶然クラウドが見てしまったことで、トリックが発覚します。

 マシュマロ通信のみんなはサンディと仲直りし、放送部糾弾の号外を発行します。

 そして、放送部と全面的な喧嘩状態になりますが、読者、視聴者のみんなは白けて離れていきます。

感想 §

  攻撃の手は最後まで緩めるな、と言うことでサンディへの攻撃を継続する放送部。まさか、それが命取りになるとは。クラウドを上手く使ったのは良いけれど、クラウド本人が編集済みビデオを見てしまうとトリックがばれてしまいますね。サンディの声を編集したテープであれば、サンディがそれは嘘だと言っても保身のための嘘だと解釈される可能性があります。しかし、第3者のクラウドであれば、嘘だと言われれば疑惑も起きます。ちょっと放送部はやりすぎましたね。

 更に意外だったのは、トリックを暴くだけでは話が終わらなかったこと。いくらでっちあげのテープとはいえ、「サンディならあり得る」という感想をみんなが持つのでは、説得力不足ですね。

 更に、放送部とマシュマロ通信の喧嘩が激しくなると白けて去っていく読者、視聴者。このオチは予想外で実に新鮮でしたね。なかなか良い話です。

 ずっと疑問を感じ続けるバジル、というのも印象深いですね。いつもは迷惑を掛けることが多い娘ですが、こういうときにサンディの気持ちを思うことができるとは。奥が深いです。

今回の名台詞 §

サンディ「あんたたち、今日は徹夜で手伝ってもらうからね」

一同「おう」

 このサンディの強引さ。悪女と言っても良いかもしれません。しかし、そう言われて喜んで協力する一同も一同。たとえ強引でも、みんなを引っ張っていく悪女は良い悪女ですね。