2004年10月13日
トーノZEROアニメ感想SDガンダムフォース total 2827 count

自分から敵に名乗って正体を知らせて自ら墓穴を掘るボケボケなリリ姫!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のSDガンダムフォースの感想。

サブタイトル §

第41話 「囚われたシュウトとリリ」

あらすじ §

 元気丸は、シュウトに助けられたことを意識し、ピンチのみんなを助けようとします。

 元気丸は転送ゲートを作り、ガンダムサイの艦橋を通そうとしますが通りません。そこに大将軍が出てきて後押しします。更に、ガンダムサイ本体も、大将軍がゲートを通します。

 彼らが行き着いた先はアークの国で、そこで合戦が行われていました。

 一方、ジェネラルの前に連れてこられたシュウトとリリは、幹部二人の奪い合いに晒されます。騎馬王丸はシュウトとリリに興味を持ち、彼らをSDガンダムフォースをおびき寄せる人質に使おうとします。そして、騎馬王丸はシュウトとリリを連れてアークに向かいます。

感想 §

 ジェネラルの前でリリが目撃するナイトガンダムの残骸。一方で、なぜかシュウトとリリに執心する幹部達の奪い合いの戦いも同じ場所で起こります。幹部達は、けして心のない者達などではなく、この異常状態に心が病んでいる者達かもしれませんね。もちろん、奪い合ったり、リリの態度を面白がったりするのも、心があればこそです。

 一方、アークの国の描写も凄いですね。合戦シーンの数に圧倒されます。常識的なテレビアニメで動かせる人数ではありませんね。とてもゴージャスです。

 しかも、城が動くあっと驚く天地城が登場。かなり無理のあるデザインですが、スケール感のある非常に真面目な映像作りによって、逆に迫力ある凄い城に見えます。特に、城の脇で米粒のように小さい武者達が走っているシーンが凄いですね。

今回の名台詞 §

爆熱丸「なんだか分からんが、力を持っているならおまえだけでも逃げろ」

元気丸「うるさい。もうおいらだけで逃げるのはごめんだ」

 これはいい!

 まず爆熱丸の優しさが良いですね。自分を助けろとは言いません。元気丸に逃げることを勧めます。それに対する元気丸の心意気も良いですね。必死にみんなを助けようと努力します。あれだけ、ふてくされた生意気な態度を取っていた元気丸が、本当にピンチの時には身体を張ってくれるわけですね。なかなか泣けます。