2004年10月23日
トーノZEROアニメ感想ケロロ軍曹 total 3815 count

思わずさしたる意味のないうんちくを傾けたくなるのは「坊やだから」か!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のケロロ軍曹の感想。

サブタイトル §

第30話

「タママ ケロン星から来た少年 であります」

「桃華 めざせナイスバディ であります」

あらすじ「タママ ケロン星から来た少年 であります」 §

 ケロン星からタママの友人、タルルが遊びに来ます。

 タママは自分を美化して他人を貶める情報を彼に伝えていて、彼はすっかりそれを真実と思っていました。

 タルルは自分の信じることを言いながらあちこちをまわります。

 そして、シャアのコスプレをして「坊やだからさ」などと格好を付けていてなぜか尊敬されたケロロ以外の全員がタママへの怒りに燃えます。

 タルルが帰った後、タママは全員から襲われます。

あらすじ「桃華 めざせナイスバディ であります」 §

 桃華はナイスバディになれば冬樹との関係が進むという計算結果を知り、そうなりたいと願いします。

 それを知ったケロロは、ガンプラ大人買いの野望を秘めて、ナイスバディになるいろいろなアイテムを桃華に売り込みます。

 最終的に、冬樹のママのDNAを持ったスナック菓子を桃華は使うことになりました。

 それによって、冬樹のママのナイスバディを手に入れた桃華は冬樹に声を掛けますが、冬樹は桃華をママだと思い込みました。髪の色以外、見かけが完全にママになっていたのでした。

 ポールもスナックを食べてナイスバディになっていました。

感想 §

 タママの安易な嘘がどんどん自分の首を絞めていく、というのが面白いですね。

 「いや~」という叫びにEarという文字が出ているのも可笑しいです。

 インストールされるとカクカクの3DCGになるギロロ。この3DCGのカクカク感が実に面白い表現ですね。通常、アニメの中で単に3DCGを使うと違和感のある映像になりますが、その違和感が表現になっています。

 残酷シーンに流される夏美のイメージ映像。普段見せることのない可愛い夏美の姿が妙に可笑しいのはなぜ? (笑い

 ケロロのグッズを全部買う桃華は優しいというべきなのでしょうか。しかし、その売り上げがケロロのガンプラ大人買いに使われてしまうとは。

 もう1つ面白いのは、ポールまでナイスバディというシーンですね。よもや、潜在的に願望があったりする?

今回の名台詞 §

ポール「侵略者の成長を見守るのもなかなか複雑な心境ですな」

 心境は複雑でも、どうせ侵略などできっこないと思っているのでしょうか。あまりに平穏な空気の中で言われる台詞です。

感想 裏モード §

 裏のアニメ感想家(クックック)、裏トーノZEROのよい子が知らなくても良いアニメ感想行ってみよう!

 今日のケロロ軍曹の感想。

 まず、前半のサブタイトルの「タママ ケロン星から来た少年 であります」ですが、これはセブンのもじりか?と思って調べてみました。

 すると、「V3から来た男」というサブタイトルがあってこれが元ネタかと思いきや。実はウルトラマン80に、「星から来た少年」というサブタイトルがあることが分かりました。こちらという可能性もありますが、実はウルトラマン80は見てないので良く分かりません。一応トーノの守備範囲はレオまで、と言うことで。(しかも、ほとんどはリアルタイムに見たきり、あとで見てはいない)

 そして、後半ですが、身体のサイズを変えられるフラッシュ・スプーンはまさにウルトラマンですね。カレーを食べている途中で、ハヤタ隊員が慌てて変身しようと上に突き出してしまうスプーン。有名なシーンですね。まさに、桃華のポーズはそれっぽいです。

 ですので、思わず見ながら「マンだ~~~」と思ってしまいました。

 しかし、しかしですよ。

 このシーンはそれで終わりでしょうか。

 つまり、ウルトラマンのように巨大化した桃華の足下に取り残された男達が見上げると、そこに見えるのは……。思わず「マンだ~~~」と彼らが思ったという可能性が無いとも言えません。

 そういう不埒なことを考える奴は「マンダの生け贄にせよ」ですな。

 それはさておき、このシーンの桃華の服装も何か元ネタがありそうな根拠のない印象……。