謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
第107話 「オマエと戦いたい! ついに激突、サスケVSナルト」
あらすじ §
中断された中忍試験では、シカマルだけが中忍になれることになります。
一方、サスケはイダテ編での負傷を癒すために入院しています。
しかし、サクラちゃんが来ても話を聞かず、自分がダメ人間だと思い込んで落ち込んでいきます。
そして、見舞いに来たナルトに戦えと言います。ナルトは受けて立ち、病院の屋上で洗濯物のシーツを燃やしつつ戦います
あまりの戦いの過激さにサクラは止めに入ろうとします。
感想 §
これは実に皮肉な内容ですね。
サスケは、ナルトに負けていると思い込み、必死に戦わねばならないと思い込みます。
ナルトの方は、ずっとサスケに馬鹿にされていたわけですから、そのコンプレックスを乗り越えるために必死に戦わねばなりません。
どちらも自分の内面にあるコンプレックスに突き動かされて、互いに共有されない目的のために戦いが始まるわけです。
しかし、現実の問題として木の葉の里から中忍として認められたのは、サスケでもナルトでもなくシカマルです。つまり、どちらも負けているわけです。もし戦うとすれば、二人はシカマルに挑戦する必要がありますが、二人ともそのようなことには気付きません。もちろん、二人が戦う理由が本当は内面のコンプレックスにあるためですね。
今回の一言 §
サクラちゃんがむいたリンゴを手で払いのけたばかりか踏みつけたサスケ。
これで彼は悪役決定ですね。