謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#32 青春、熱血、セレナーデ
-STAND TALL BY ME-
あらすじ §
メグは、ビッグフットを他の人間に見られるのが恥ずかしいと思っていました。
しかし、シュウの所属する野球チーム、リキリキリッキーズのみんなは、ビッグフットをレジェンズだと知った上で仲間にしたがります。ビッグフットの名前は「ズオウ」であることが明らかになります。
そんなズオウに、ハルカはイエティを差し向け、戦わせます。
ズオウはメグに嫌われないために戦わないで耐えます。しかし、仲間だから嫌いにならないとチームメイトやメグに言われて変身(コマンド化?)して戦い、勝利します。
感想 §
良い話です。
ごちゃごちゃ理屈を付けるのがあまりに惜しいような良い話です。
ビッグフット、いやズオウを差別しない野球少年達。そして、仲間というものの価値を確かめ合う少年達とズオウ。レジェンズを恥ずかしがることが間違いだと知ったメグ。なかなか泣かせる綺麗な話です。
それはさておき、非常に興味深いのは、この美しきドラマが、シロン、ガリオン、グリードーの戦略的な配慮によって実現していることです。あえて、ここで彼らがリボーンしなかったことにより、レジェンズは恐ろしいもの、という誤解に向かうリスクを事前につみ取っています。と言うことはもしかして、この後、彼らもリボーンせねばならない状況に陥ったとき、美しき仲間達が崩壊する可能性もあり得ると言うことですか? なかなか奥深いです。
今回の名台詞 §
メグ「この子、本当は……」
野球少年「レジェンズだろ」
少年達は、ちゃんと彼らなりに理解しているわけですね。