2004年11月17日
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おにぎりをもらって子供の手下になるいい大人の虚武羅丸!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のSDガンダムフォースの感想。

サブタイトル §

第46話 「虚武羅丸の涙」

あらすじ §

 シュウトとリリが捕らえられていると思い込んだ元気丸は、天地城に行きます。

 元気丸を城に連れてくることができなかった虚武羅丸は、騎馬王丸から不要と言い渡されます。

 虚武羅丸は、虚武羅忍群最強の「黒の鎧」を持ち出し、単身武里天丸の陣地に殴り込みます。

 そして、最終奥義、鏡転洞血によって敵の技をコピーし、爆熱丸やゼロに勝利します。しかし、シュウトの応援で発動するキャプテンのソウルドライブだけは真似ができず、キャプテンに敗北します。

 天地城前で腹を切ろうとする虚武羅丸を、元気丸は死ぬなと言い助けます。

感想 §

 いろいろ見どころはありますが。

 特に1つだけ書きたいのは、何と言っても元気丸に救われた虚武羅丸です。

 このシーンは何と泣けることか。

 不要品扱いされた虚武羅丸は、腹を切ることすら許されません。それは、もはや責任を取る立場ですらないことを意味します。

 (もっとも、そのような騎馬王丸の態度が意味するところが何かは熟考の余地があるかもしれません。自ら命を取らせたくないから、関係ないと言って切腹もさせずに追い払おうとした、という解釈があり得るかもしれません)

 そんな風に、もはや人間扱いされない虚武羅丸に筋の通った親分としての態度を示した元気丸。子供であっても、元気丸はまさに親分ですね。

今回の名台詞 §

虚武羅丸「次から次へと仲間が現れおって」

 たった一人で戦う虚武羅丸が言うと泣ける台詞ですね。

 仲間が多いことが、いかに心強いことであるか。

 そして仲間のいない虚武羅丸がいかに心細い立場であるか。

 だからこそ、虚武羅丸を助ける元気丸の存在が泣かせてくれます。