インモラルな秘密を突き付ける側と突き付けられる側、悪いのはどちら!?

　謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

　昨日の巌窟王の感想。

サブタイトル §

第八幕

ブローニュの夜

あらすじ §

　モンテ・クリスト伯爵は、親しくなった者達を、人里離れた寂しい別荘に招待します。

　そこで、その別荘には何かのいわくがあると言い、その部屋を探すゲームを提案します。

　アルベール達は、その部屋を探し当てます。探し当てた報償として伯爵が差し出した箱を見たビクトリアは狂乱します。ビクトリアと検事総長の間にできた不義の子供をその部屋で出産したらしいことが示唆されます。

感想 §

　表向きは、野心ある大人達の汚い集い。そして、まだ純情さを残す子供達もいる集まり。

　しかし、特定の人物を精神的にいたぶるために周到に用意された場、と言うことですね。

　確かに、伯爵は残酷に彼らを追い込んでいますが、追い込まれる側もなかなか後ろめたいところがありそうです。こうなると、どちらが悪者とも言い難くなってきます。そういう混迷したドロドロ感が面白いですね。ある意味、他人の不幸は蜜の味、という言葉がピッタリ似合う?

今回の一言 §

　伯爵と仲直りして素直に喜んでしまうアルベール。ああ、お子様ですね。そのリアクションを喜び勇んで危ない同人誌のネタにするお姉さま方は多いでしょうに (笑い。