2004年12月13日
トーノZEROアニメ感想ゾイド フューザーズ total 3824 count

どさくさに紛れてリーリンちゃんと抱き合って勝利を喜ぶエロ少年マットくん!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 2004年12月12日のフューザーズの感想。

サブタイトル §

第11話「嵐のバトルロイヤル」

あらすじ §

 ゾイドのバトルロイヤルを行うTV番組で出場者に欠員ができました。

 リーリンはRDを推薦します。

 バトルロイヤルはスイートの誕生日だったことにRDは気付きます。

 ユニゾンしたゾイドを恐れる他の出場者達は事前に打ち合わせてRDのライガーゼロフェニックスを集中攻撃します。

 しかし、圧倒的であることに油断した他の出場者達を突いて反撃して勝利します。

 リーリンのおごりで、みんなでスイートの誕生日を祝います。

感想 §

 これはキャラクターの配置が上手いエピソードですね。

 スイートというヒロインと、そのライバルとも言えるリーリンという少女の乱入。

 この二人のコントラストが、クライマックスを驚くほど盛り上げてくれますね。

 当初は、穴埋め用に色気でRDを釣っていたようなところがあるリーリン。しかし、途中からどんどん本気になってきますね。最後には、ギブアップさせろと本気で忠告に行くほどです。しかもRDが勝つと、マットと抱き合って喜ぶはしゃぎよう。

 しかし、スイートの方は本当にRDを理解していて、ボロ負け状態でも取り乱さず、RDが求めているものが得られたかどうかを静かに聞きます。

 この二人の態度のコントラストが、状況を立体的かつ奥行きのあるムードで満たしていますね。

 とても良い作品を見せてもらいました。

 それはさておき、提供バックのカメラワークが酔えますね。凄く良いです。

今回の名台詞 §

スイート「やるべきことはやれた?」

RD「いやまだだ」

スイート「なら頑張りなさい」

 今にも負けそうなボロボロ状態で交わされるこの会話。実に素晴らしいですね。本当に分かっている者同士の会話です。