謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のミルモの感想。
サブタイトル §
怪盗パパン
あらすじ §
妖精界に、怪盗パパンという泥棒が出没します。
リルムの父にパパンの予告状が届き、花嫁が付けるシュープリンセスというアクセサリを盗むと言ってきました。
それが盗まれるとお嫁に行けないリルムは本気でそれを守ろうとします。
松竹の家の鉄壁のセキュリティでパパンを待ちかまえますが、ヤシチに変装したパパンによってまんまとアクセサリは盗まれようとします。
しかし、結木の推理によりパパンの正体は暴かれ、無事にアクセサリは守られます。
そこで知恵クリスタルが出現し、とても恥ずかしそうに結木がそれをゲットします。
感想 §
いきなり、電気えんぴつ削りが好きな妖精達というのが面白いですね。
減るものじゃないし、という良くある台詞が、電気えんぴつ削りの場合はえんぴつが減ってしまうのは成立しません。そのあたりの会話のボケた感じが最高ですね。
それから、ガムの銀紙を使って見事にパパンとの知恵比べに勝つ結木。こういう見せ場はあまり多くないので、新鮮に感じられますね。特に凄い仕掛けを準備するのではなく、咄嗟にガムの銀紙というつまらないアイテムでそれを成し遂げるところが、通好みというか、ただ者ではないという感じですね。クリスタルをゲットするシーンのとても恥ずかしそうな態度と合わせて、結木はとても良いキャラだと思います。
彼がいるからこそ、南楓ちゃんも引き立つというもものです。もしかしたら、エスパー魔美における高畑君に匹敵するグッドなキャラかもしれません。
今回の名台詞 §
結木「またやってしまった」
あまりに恥ずかしいクリスタルをゲットする方法。これを行って恥ずかしい思いに駆られる結木くんが最高に素晴らしいですね。こういう健全なセンスが描き込まれることで、この作品は記号の固まりではなく人間のドラマになっていると思います。