2004年12月24日
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たまゆら祭と聞いて「たま?」と言ってしまうエッチな舞衣ちゃん!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の舞-HiMEの感想。

サブタイトル §

第13話「たまゆらの夜」

あらすじ §

 舞衣は黎人からたまゆら祭に誘われます。

 舞衣は巧海のことを考えて断ろうと考えますが、巧海が自立していくのを見て、誘いを受けます。二人はお祭りに行きます。

 楯は詩帆とお祭りに行きます。

 楯と詩帆は暗い林の中で良いムードになります。

 ところが、すぐ近くで、舞衣と黎人も良いムードになっていました。

 キスの寸前で、楯は舞衣の名前を叫んで、キスを止めさせます。

 楯と舞衣が好き合っているのがバレバレ状態になり、詩帆は舞衣に怒りの言葉を投げつけます。

 オーロラが見え、何か落ちてきます。

 なつきは一番地の施設へ侵入して何かを見ます。

感想 §

 舞衣の本音をぶつけて欲しい、それを受け止めたいという黎人。

 しかし、それは既に楯の役だったわけですね。

 舞衣はとっくに自分の感情を楯に叩き付けています。

 ですが、楯との関係がぎくしゃくして、舞衣は自分の持てあました感情をぶつける先を失っていたことになります。

 それゆえに、ついふらっと、黎人の誘惑に負けそうになる舞衣ちゃん。

 それと同時に、詩帆の誘惑に負けそうになる楯という状況もあります。

 何という四角関係。

 つまり、これです。複雑に絡み合う多人数のドラマが展開しつつも、この作品はこの四角関係こそが主題であり、他のものは究極的にはそれを盛り上げるために存在しているのだと。そんな風に考えても良いのではないかと思えてきました。いかにも意味ありげな戦姫の伝説であるとか、陰謀や戦いも、それは楯と舞衣のラブストーリーを盛り上げるためにあるのだと。

 それは、とても素敵なことだと思います。

 なぜこの作品を見たいと思うのか、この作品の何が、毎回見たいと思わせるのかという最大の価値とは、楯と舞衣というカップルが素敵であるという点にあると、そう思ったわけです。この二人は、人並み以上に強く、そして、人並みに弱い。迷い、道を誤りつつも、二人は気持ちを重ね合わせていきます。そこに、人間が本来持っているはずの並はずれて素敵なものが見えているような気がします。

今回の名台詞 §

舞衣「たま?」

 なんてエッチな台詞でしょう。たまゆら祭なのに、思わず最初の2文字だけ。

炎「蝕までもう時間がないからね。今のうち、楽しんでおいで」

 これはとても良い台詞でしたね。あまり皮肉っぽくなく、優しさすら感じられます。しかし、それを言う炎はお面で顔を隠しつつです。こんなに優しい言葉は、素顔では言えないのでしょうか?

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