謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のポケモンAGの感想。
サブタイトル §
「まぼろし島(じま)のソーナノ!」
あらすじ §
サトシ達は、トレーニング中のシュウに出会います。
そこにロケット団が来ますが、意図せぬ展開で、彼らはロケット団の船に入り込み、しかも船は暴走してまぼろし島に流れ着きます。
シュウとハルカは、サトシ達とはぐれてしまいますが、ロクスケという男と出会います。
川に落ちたシュウとハルカは、ソーナノの群れに助けられます。
ソーナノの楽しそうな態度に、ハルカは自分のポケモンも一緒に、ソーナノと押しくらまんじゅうをします。シュウはしません。
ロケット団は、ソーナノが集めたチーラの実を奪いに来ますが、ハルカも一緒に奪われます。
縛られたハルカをシュウは助け出し、ロケット団は飛ばされます。
感想 §
サトシとピカチュウの存在感が希薄なエピソードですね。
その代わり、シュウとハルカが活躍します。
遙か先を進むシュウと、それを追うハルカという構図が背景にありますが、それだけではありません。川に落ちそうになるシュウを必死で助けるハルカであるとか、ソーナノの群れを実ながら楽しそうに並んでリラックスできる二人といったシーンは、二人の関係が単純ではないことを表現しています。あるいは、これらの出来事を通じて、二人の関係は単純ではなくなっていく、と言った方が良いでしょうか。
それは愛?
それは恋?
考えてみれば、明らかにサトシはハルカの趣味ではありません。
ハルカという前面に出てくる少女キャラクターが登場するアドバンスド・ジェネレーションというシリーズにおいて、その少女が主人公の相手役にならないとすれば、いったい誰と良い関係になるのか。それは、ある種の矛盾した構造であると言えますが、あえてそれを追求していく物語構成になっていることは、大いなるチャレンジですね。そして、良心的とも言えます。
それはさておき、今回のハルカはとても魅力的ですね。恋する乙女であるから?
今回の一言 §
最初の一口は甘いのに、辛さが遅れて襲ってくるチーラの実。
どんな味なのか、一度は食べてみたいですね。