謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のポケモンAGの感想。
サブタイトル §
「混戦、混乱!ポケモンコンテスト・キナギ大会!(後編)」
あらすじ §
ポケモンコンテストのムサシとエリコの試合は、ムサシの不正が発覚してエリコの勝利となります。
ハルカとトシキの試合は、白熱した戦いの末に、ハルカが勝利します。
それを見て、エリコは二人が互いを真のライバルとして見ていることに気付きます。
決勝戦、エリコはハルカに嫉妬したことを謝り、白熱した戦いを繰り広げます。
そして、何が出るか分からないエネコの「猫の手」を使い続けたハルカが逆転勝利します。
感想 §
これは意外。
こんな面白いものが見られるとは!
ポケモンAGにおけるポケモンコンテストのエピソード群は、ハルカの成長を描くために存在している思っていました。
しかし、今回は少々違います。むしろ、エリコの成長を描くためにあったと言った方が良いでしょうね。今回、大きく内面が変化したのはハルカではなくエリコです。
実に面白い。
そして、もっと面白いのは、話の内容として、単に主役がエリコに移動しただけではないことです。
そうではなく、あくまでハルカは主役であり続けます。
ハルカは、グランドフェスティバルに出るためには、このキナギタウンのコンテストで優勝し、リボンをゲットしなければなりません。そのような、いわば崖っぷちに追い込まれた状況であるにも関わらず、何が出るか分からないエネコの「猫の手」という技をひたすら使い続けます。それも、自信たっぷりに。ただでさえ崖っぷちなのに、それでもリスキーな技を自信を持って使うことができる見事な勝負師っぷり。その魅力、その爽快感、ハルカはまさに主役と言えます。
しかも、クライマックスの「猫の手」連打のシーンのバックには、名曲「チャレンジャー」が流れるという洒落た演出まで。まさに、ハルカは挑戦者=チャレンジャーとして戦っているわけですね。
こんなハルカが見られるとは、実に素晴らしいですね。
今回の名台詞 §
審査員「好きじゃないですな」
いつも、好きですな、としか言わない審査員が、こんな台詞を!
それを言わせたロケット団は、ある意味でさすがです。